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12月02日-一般質問-02号

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  1. 三芳町議会 2019-12-02
    12月02日-一般質問-02号


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    令和 元年 12月 定例会(第6回)              令和元年第6回三芳町議会定例会議 事 日 程 (第2号)                         令和元年12月2日(月曜日)午前9時30分開議日程第 1 一般質問       14番議員  内 藤 美佐子 君        7番議員  桃 園 典 子 君       11番議員  落 合 信 夫 君       10番議員  菊 地 浩 二 君出席議員(15名)     1番   久  保  健  二  君      2番   鈴  木     淳  君     3番   吉  村  美 津 子  君      5番   井  田  和  宏  君     6番   小  松  伸  介  君      7番   桃  園  典  子  君     8番   細  田  三  恵  君      9番   林     善  美  君    10番   菊  地  浩  二  君     11番   落  合  信  夫  君    12番   増  田  磨  美  君     13番   本  名     洋  君    14番   内  藤  美 佐 子  君     15番   細  谷  光  弘  君    16番   山  口  正  史  君欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名  町   長   林     伊 佐 雄  君   副 町 長   内  田  浩  明  君  総合調整幹   太  田  秀  平  君   政 策 推進   島  田  高  志  君                          室   長  総 務 課長   大  野  佐 知 夫  君   財 務 課長   高  橋  成  夫  君  秘 書 広報   佐 久 間  文  乃  君   自 治 安心   前  田  早  苗  君  室   長                   課   長  健 康 増進   池  田  康  幸  君   こども支援   郡  司  道  行  君  課   長                   課   長  環 境 課長   長 谷 川     幸  君   都 市 計画   近  藤  康  浩  君                          課   長                  道 路 交通   田  中  美  徳  君   教育委員会   古  川  慶  子  君  課   長                   教 育 長  教育委員会   中  島  弘  恵  君   教育委員会   宇 佐 見  宏  一  君  教 育 総務                   学 校 教育  課   長                   課   長  教育委員会   柳  井  章  宏  君   上 下 水道   松  本  明  雄  君  文 化 財                   課   長                  保 護 課長                                              本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   齊  藤  隆  男      事務局書記   小  林  忠  之  事務局書記   山  田  亜 矢 子 △開議の宣告 ○議長(井田和宏君) おはようございます。  ただいま出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) △議事日程の報告 ○議長(井田和宏君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。 △一般質問 ○議長(井田和宏君) 日程第1、一般質問を行います。  質問者は、一般質問席に登壇して発言してください。                                                       ◇ 内 藤 美佐子 君 ○議長(井田和宏君) 14番議員、内藤美佐子さんの一般質問を許可いたします。  内藤美佐子さん。          〔14番 内藤美佐子君登壇〕 ◆14番(内藤美佐子君) 皆さん、おはようございます。14番、公明党、内藤美佐子。議長の許可をいただきましたので、一般質問をいたします。本日は早朝より傍聴いただきます皆様、まことにありがとうございます。  私は、今回4点について質問してまいります。1点目、建設土木工事の担い手を育てる公共事業の平準化について、2点目、上富流通倉庫火災、その後の新施設について、3点目、子供の健康について、4点目、英語教育の充実についての4点でございます。通告に従い質問してまいりますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。  まず1点目、建設土木工事の担い手を育てる公共事業の平準化についてお尋ねいたします。近年、大規模な震災や水害、想定を超える自然災害が頻発しております。これらの自然災害に対して、住民の安全を確保し、被害を最小限に食いとめるためには、地域の建設土木事業者の協力は必要不可欠であります。少子高齢化人口減少社会において、地域の人材確保が年々難しくなっている中で、建設業界の活性化による担い手確保のためには、公共事業の平準化が必要と言われております。公共事業の平準化により、地元の労働者は年間を通して安定的に仕事ができ、計画的な休日の取得なども可能になります。さらには、行政にとっても発注職員の事務作業が一時的に集中することを回避することができるとも言われております。  そこで、1点目の質問でございますが、公共事業が年度当初に少なく、年度末に過度に集中することを避けるためには、工事の少ない第1四半期の工事件数を上げていき、年間の工事数を平準化することが必要というふうに言われております。そこで、本町ですけれども、本町においては、建設、この土木工事、第1四半期から第4四半期の中で、どの期間にまず集中しているのかお尋ねいたします。 ○議長(井田和宏君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) おはようございます。お答えいたします。  当町では、一般的に年度末とかに集中する工事が多いかと思います。ただ、この後答弁をする予定でございますが、うちのほうは平準化をかなり取り組んでいるつもりでございまして、なるべく第1四半期、こちらのほうに準備をして取り組んでいるところでございます。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 埼玉県では、きょうテーブルの上に埼玉県の県土整備部の資料を置かせていただきましたけれども、埼玉県では平成26年度からは年間発注計画の公表、27年度からは発注準備工事の確保など、平準化に対するさまざまな取り組みを始めております。本町の公共事業も、今答弁の中で年度当初が少なく、年度末に多くなる傾向であるということ、ただ平準化には取り組んでいっているというお話でございました。県のほうの資料を見ますと、この第1四半期の稼働件数を年間平均稼働件数の90%以上にしていこうということが、これが平準化率ということで示されておりまして、横のほうにちょっと私がメモ書きで書きましたけれども、平成27年には75%に、平成29年度には85%、そして平成30年度に86%まで、この平準化率が上がってきているということでございますが、本町はそれでしたら、パーセンテージがもし出ているようでしたら、この第1四半期、どのくらいの率があるのかお答えいただきたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  品確法運用指針に基づく発注関係事務に関する全国統一指標調査という調査がございます。4月から6月期の平均稼働件数、稼働金額を年度の平均稼働件数、稼働金額で除した指標の平準化率でございますが、平成30年度稼働金額では埼玉県市町村平均0.55に対しまして、当町は0.74、稼働件数では埼玉県市町村平均0.47に対しまして、当町は0.73となっており、一定の平準化効果は確認しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) ありがとうございます。本町としては、平準化率が年、県平均よりは高くなっているということなのですが、目標値はやはり県と同じ90%を目指していくということでよろしいのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  平準化、今のところ調査に関しては、平準化をさらに進める、努めるという回答で目標を設定しているところでございます。具体的な数字のほうは、うちのほうはちょっと載せていないところでございます。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。
    ◆14番(内藤美佐子君) ありがとうございました。そしたら、平準化していくその手法というか、そういうところで2番、3番、4番、5番ということでお尋ねをしていきたいと思います。  まず2番目、債務負担行為の積極的な活用について伺います。予算は、単一年度で完結するのが原則でございますが、大規模な公共事業など、単年度で終了せずに後の年度にわたり支出しなければならない事業には、債務負担行為が設定されます。そこで、長い工期を要する工事だけでなく、例えば生活道路の舗装工事や修繕工事、このようなものにも債務負担行為を設定し、年度をまたぐ工期発注できるようにすることも必要と考えますが、そのようなことを今三芳町は行っているのかどうか、そして今後の考え方、お尋ねしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  ちょっと繰り返しになるかもしれませんが、地方公共団体の会計は単年度会計でございます。公共工事の発注は、原則として新年度になってからの入札、契約となっております。そのため、年度当初の工事着工ができず、閑散期の発生、また年度末等に工事が集中してしまう状況にございます。そこで施工時期等を平準化するため、単年度会計の例外である債務負担行為を設定することで、新年度の工事等の入札、契約を現年度に行うことにより、現年度中、または新年度当初の工事着工が可能となるところでございます。この債務負担行為の設定でございますが、施工時期等の平準化による建設事業者の経営の効率化や工事品質、人材の確保等にも寄与するものと認識しているところでございます。今後の平準化の取り組みとして、債務負担行為の活用については工事発注所管課、こちらと協議し、研究検討してまいりたいと思っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) ありがとうございました。  次に、公共工事の平準化を守る、公共工事のゼロ市債の活用についてを伺います。公共事業の平準化を図るために、ゼロ市債というものを活用する自治体がふえているとのことでございます。ゼロ市債とは、我が町で言えばゼロ町債になるのだと思うのですけれども、通常新年度に発注する工事を前年度中に債務負担行為を設定し、現年度中に入札、契約を締結することにより、年度内または新年度早々の工事着手を可能にするものということでございます。ここで、当該工事の支払いは、前年度ではなく新年度の予算で対応ということになります。そういうことで、この方法がゼロ市債というふうに言われているのですけれども、このゼロ市債の活用について、町のお考えをお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  今議員よりご説明いただいたところでございますが、ゼロ市債とは設定年度の前払い金等の支出をゼロとし、翌年度以降に工事費等を支出する、いわゆるゼロ債務負担行為のことで通称で用いられるところでございますが、国土交通省の資料によりますと、県内市町村において平準化の取り組みとして債務負担行為を活用している団体は、昨年の8月1日時点で63団体中10団体となっております。ゼロ債務負担行為を打っているかどうかちょっと不明でございますが、今後、他市町村の状況等もあわせて研究してまいりたいと思っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 私もこのゼロ市債という言葉がよくわからないで、インターネットで調べますと、いろんな市、町でゼロ市債とは何というので、市、町のホームページにきちっと書かれているのです。こういう形で、工事の発注をしてまいりますと、ちゃんと住民の方にもわかるようにホームページ上にお知らせがあって、それで私も学ぶことができたのですけれども、ぜひとも多くの市町村、市、町で、これを取り組んできているようなので、町としてもぜひ研究をしていただき、平準化に努めていただければと思います。  4番目の質問とさせていただきます。公共工事の柔軟な工期の設定について伺います。公共工事の工期設定や施工時期の選択を一層柔軟にすることで、工事の平準化を初め、効率的な施工が可能となります。具体的な事例としては、工事着手時期及び工事完成時期が特定されない工事の発注に当たって、落札日の翌日から一定期間内に発注者が工事着手日を選択できる工事着手日選択可能期間を定め、ゆとりある工事を促すフレックス工期契約制度があります。また、工事着手時期が特定される建設工事の発注に当たっては、落札日の翌日から工事着手指定日の前日までの間を事前の準備期間として定めることにより、計画的な発注を行い、円滑な施工を促す早期契約制度というものもあります。そこで、このフレックス工期契約制度早期契約制度を活用して、公共工事の柔軟な工期設定について町の現状、また今後の方針についてお伺いをしたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  現在、当町でございますが、受注者が工事着手日を選択できる工事に係る契約方式であるフレックス工期契約制度や、工事着手待機期間を設定した、工事に係る契約方式である早期契約制度の導入には、今現在至っていないところでございます。工期の設定につきましては、適切な期間の確保を目的に、年度にとらわれることなく再繰越明許費等を活用して、柔軟かつ適切に実施するよう努めているところでございます。今後においても、さまざまな制度がございますが、こちらを研究し、さらに平準化に努めて取り組んでまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) このフレックス工期契約制度早期契約制度というものもしっかりと調査をしていただきまして、他の市町村、市、町でも利用、また県でも研究がされているようですので、ぜひ町としても研究をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  5番目の質問です。公共工事の速やかな繰越手続について伺います。年度末間際での繰越手続や年度内の工事完了に固執することなく、当該年度で完成しないことが明らかな工事については、適正な工期を確保し、安全に安心して工事を進めていただくために、速やかな繰越手続が必要となります。工事などを実施する中で、気象または用地の関係、補償処理の困難、資材の入手難、その他のやむを得ない事由により、工事が予定どおり進まない場合、受注者に無理をさせないように、当初の計画を見直すことは、この工事を請け負う皆さんの働き方改革、これを推進するためにも、意味からも大変重要と思います。そこで、やむを得ない理由で工期がおくれそうな公共事業について、年度末にこだわることなく、早い段階から必要日数を見込んで繰越手続を積極的に進めるべきかと思いますが、ご見解を伺います。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  道路交通課において発注する道路工事等については、無理な工期設定がなく良質な工事が行えるように、十分考慮した上で設計積算を行い、原則年度内に竣工するように計画を進めているところでございます。しかしながら、設計段階で工事予定箇所に隣接する住宅や事業所などの各種関係者との協議による設計内容の見直しが必要となった場合などで発注時期が考慮した際に、年度内竣工が難しいと判断した場合には、無理な工期の圧縮をかけることはせず、繰越手続を行い、無理な工事発注とならないように進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 町の仕事は単年度とよく言いますけれども、やはり年度内にはこだわらず、よい仕事をしていただくというのがすごく大事かなとも思っております。本町にかかわる建設業の健全化や雇用の安定化を図ることは、公共工事の品質確保にもつながるものと思います。さらなる施工時期の平準化により、建設労働者の休日の確保や、また長時間労働の抑制など、働き方改革の、これは実現に取り組んでいくということは大変重要なことで、ここにかかわる公共事業ということですので、皆様方にも、そこら辺もぜひ念頭に置いて発注等をしていただきたいと思います。この件については、町長に最後にご見解を伺います。 ○議長(井田和宏君) 町長。 ◎町長(林伊佐雄君) 今回の建設土木工事の担い手を育てる公共工事の平準化ということでご質問いただきまして、ありがとうございます。行政にとって公共工事を行う上で、やはり品質確保が非常に重要であるというふうに認識をしております。そのためには計画的発注であるとか、適切な工期設定が求められるわけでありまして、そうした法律もあるわけでございますし、あとまたその平準化をする中で、議員さんがご指摘のように人材、発注側にとっては人材を、また資機材を、効率的に活用できるというメリットがありますし、当然行政側にとっても発注工事の品質確保ということで、よいことというか、それを進めていかなければいけないということを改めて認識をさせていただきましたので、法律に基づきながら、また今回のご提案いただいたことをしっかり今後検討していきたいと思っています。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 続きまして、2番目の質問をさせていただきます。上富流通倉庫火災、その後の新施設についてお伺いいたします。2017年2月16日、町内上富地域にあるオフィス用品通販の大手会社の倉庫で、大規模な火災が発生をいたしました。火は12日間燃え続け、床面積4万5,000平方メートルが焼け落ちました。近隣の住宅は、火災による黒煙で家の中も、そして何とたんすの中もすすだらけになってしまうほどだったということです。私は、地域住民の皆様の要望を受け、住民の皆様の困り事を町へ届け、またその他の大規模倉庫の火災等への備えについても調べていただきたく、我が公明党の宮崎勝参議院議員に連携をさせていただき、国会でも取り上げていただき、その後、大規模倉庫の調査にもつながりました。  先日、近隣住民の皆様と改めて対話したところ、現在、新たに再建されている倉庫がいよいよ社名サインも取りつけられ、再開が間近に迫ってきたようですが、あのときの教訓が生かされた施設になっているのか心配とのお声でした。そこで、開発許可をする町として、どのように考え、対応しているのか伺ってまいりたいと思います。  まず初めに、再建工事後の会社の事業再開スケジュールはどのようになっておりますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。  上富の物流倉庫の再建につきましては、平成30年9月に開発許可を取得し、現在工事を進めているところでございます。現在は、柱や壁、屋根もほぼでき上がっている状況で、内部の工事を進めているところでございます。工事が完成し、消防検査や建築確認検査などが終了し、事業者に引き渡しが行われる予定ですけれども、令和2年2月末の予定となっているところでございます。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) ありがとうございます。令和2年、来年の2月末には引き渡しですか、事業再開が2年2月末、引き渡し工事の完了ですね、工事完了が2月末。その後、事業が再開されるのだというふうにも思います。  私が住民の皆様から直接伺いました新設に対する不安の声について、この後2番で伺っていくのですが、担当課としては何か地域住民の方から声を伺っているのかどうか、まずその確認だけさせてください。 ○議長(井田和宏君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。  直接都市計画課の開発担当のほうに地域住民の方からのこういったような要望だとかご意見は現在ございません。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) それでは、私のほうから質問させていただきます。  まず1点目なのですけれども、施設内のスプリンクラーは設置されるか。消防法に基づく倉庫に対するスプリンクラー設備の設置義務は、ラック式倉庫のうち、天井の高さが10メートルを超え、かつ延べ面積700平米以上のもの及び11階以上の階が対象になっておりますが、この新施設の倉庫はその法律に該当するのかどうか、スプリンクラー設置の件です。お願いします。 ○議長(井田和宏君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。  今議員よりスプリンクラー設置条件、お話がありました。こちらの施設におきましては、消防法の規定でいう天井高10メートル、なおかつ延べ床面積700平方メートルということになりますので、実際の施設は天井高が7メートルということになります。消防法の規定では義務づけされておりませんが、今回消防署との協議により、事業者側が自主的に設置するということになっております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 法律上では7メートルということで、スプリンクラー設置の義務はないけれども、事業者のほうで実質的につけていただくということで理解をいたしました。  それでは、防火シャッターの設置はどうでしょうか。旧の施設にも防火シャッターはしっかりと設置されていたようですけれども、その防火シャッターが役割を果たさなかったために、大規模火災につながったとも聞いております。新設の防火シャッター、きっとつけられると思うのですけれども、その辺についてと、しっかりと役割が果たせるような設置になっているのかどうか確認したいと思います。 ○議長(井田和宏君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。  防火シャッターにつきましては、建築基準法また消防法の規定に基づき設置することとなっております。もちろん工事が完成し、建築確認のほうでの検査、それから消防検査、もちろんありますので、その段階で作動しないようなものがあれば、これは検査を通らないということになりますので、実際に火災が起きたときにどうかという問題、これは重要なことだとは思いますけれども、この開発、建築に当たっては、そこの検査でちゃんと作動するという確認がとれれば、基本的には安全だというふうに考えられると思います。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 次に、消防用設備はいかがでしょうか。あの大火災の折、消火栓の数、これは道路側でしょうか、少なくて水の供給が間に合わなかったというような話も聞いております。新施設については、その辺の対策はとられているのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。  先ほどスプリンクラーやお話しした防火シャッターに加えて、自動火災報知設備、屋内消火栓、また防火貯水槽などが設置されることとなっております。建築や消防の検査で、その辺を問題なく検査済みということになれば、万全だと言えると思います。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 消防法に従って、屋内消火栓や防火貯水槽も設置されるということでいいと思うのですけれども、しっかりそれは検査をしていただきたいと思います。  それから、事業再開後なのですけれども、前回の旧の施設では、消防法にかかわる立入検査、ちゃんとされていたのだろうかという疑問があるのです。それは、防火シャッターが閉まらなかったりというような話もありましたので、その辺についての調査は年何回ぐらい行われるのか、お願いいたします。 ○議長(井田和宏君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。  まず、工事着手前に消防法の規定に基づいた届け出を消防署に提出し、指導を受け、工事完成時に届け出に基づいた消防設備の検査を受けることとなっております。完成後につきましては、消防法に基づき毎年消防設備の点検を実施し、3年に1回は消防庁への報告を行うことが義務づけられております。したがいまして、消防設備につきましては専門業者により定期的に点検を行われることとなります。また、消防署が消防法に基づく立入調査を行うことにつきましては、入間東部地区事務組合消防査察規定に基づき、5年に1回実施することとなっております。  以上でございます ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 調査は毎年ということではなく、今答弁では3年に1回の報告の義務であったり、事務組合のほうでは査察規定は5年に1回ということなのですが、毎年やるということではないのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えします。  消防法に基づいた消防設備の点検、これは毎年行われることとなります。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) ありがとうございました。今まで伺ってきましたけれども、この新施設も法令遵守され建設されているというふうに思います。火災を起こした旧施設の件もちょっと以前調べさせていただいたのですけれども、スプリンクラー設置防火シャッター設置など、法令違反は全くなかったとも聞いております。しかし、法令違反はなくても大規模火災が発生をいたしました。それらの運用や定期的な検査が大変重要になってくると思いますし、また従業員による初期消火訓練、また避難訓練など、これも重要なことと思います。これは企業側にぜひ再開されたらお話をしていただきたいと思います。地域住民がやはり安心できる体制を整えて、そしてあの地域で仕事をしていただく、事業を再開していただくというのが、地域住民の皆さんもそれで安心されると思いますので、ぜひとも担当課で対応をよろしくお願いしたいと思います。  次、3番目の質問をさせていただきます。住民の皆様は、旧施設の中でどんなふうなことが行われているのか全くわからなかったとおっしゃっていました。お隣にある大きな倉庫の中で何が行われているのかよくわからない。地域の皆様は、今回ぜひ中を見学させていただきたい、そういう機会が欲しいとの声であります。できれば事業再開前にも、施設の内覧会を地域住民も参加できるもので、ぜひやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。  施設内覧会につきましては、平成29年6月定例会の内藤議員さんからの一般質問で答弁はさせていただきましたが、再開発の相談時点から事業者と内覧会の実施につきましては協議をしてきたところでございます。今のところ、消防署の検査や建築確認の検査が終了した後に、実施していただけるようお願いをしているところでございます。時期につきましては、今の段階ですと未確定ですが、予定どおり工事が完了すれば、令和2年3月ぐらいになると思います。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) それでしたら、地域住民の皆様にその件についてどのように周知していくかお考えでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。  これから事業者のほうとも、その辺の相談が出てくるのかなと思いますが、例えば上富1区、2区、3区、区長さんを通して、そういったような話を持っていくという方法もあるのかなと思います。まだ詳細については、どういう方法でということは決めてはいませんが、これはまた事業者の協力をいただかなければできない話だと思いますので、事業者のほうとその辺は詰めていきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) それでは、その辺についても丁寧にお願いします。  次に、4番目の質問ですけれども、旧の施設は朝、門が開く前に県道に多くの大型トラックがとまり、開門を待っている状況で、県道がスムーズな交通の妨げになっていたようです。施設内に引き込み道路を設置していただきたいとの要望の声は、今回お話ししたときも、その声は大変多くありました。この件については、先ほどお話があったように平成29年の6月議会でも質問をさせていただいたと思いますけれども、朝、大型トラックが道路上で待つというのがないような方法をとられているのかどうか、お答え願います。 ○議長(井田和宏君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。  施設内への引き込み道路の設置につきましては、実際には設置されない予定でございます。ただし、敷地内での車両待機場所は以前より大きく確保されている状況でございます。また、県道での車両待機につきましては、以前施設の出入り口が時間により閉鎖されていたというようなことから、車両が県道で待機していて渋滞の原因になったということがございますので、今後、そのようなことがないよう、出入り口または待機しないように、以前のような時間帯によっては閉鎖されているということがないような指導、協議をさせていただいているところでございます。ですから、恐らく新しい施設では、そういう状態が生まれないような形になるのかなというふうに考えております。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 引き込み道路ではなくて、朝早く来たトラックも待機ができるような場所が確保されるということで、それでしたらあの道路上にトラックがずっと待っているということはなくなると思いますので、その辺についてはぜひともよろしくお願いいたします。あの道路は、主要幹線道路でございますので、朝は多くの車で、それも仕事に行かれる方の車が結構多く通るところでもございますので、その辺についてはよろしくお願いいたします。  それで、5番目の質問をさせていただきます。最後に、この県道の拡幅なのです。県道の拡幅を町の道路交通課の課長にお願いするのもあれなのですけれども、ぜひとも県に要望していただきたく、質問させていただきます。  これだけ大規模な流通倉庫ができます。外見から見ても旧施設と変わらない、またはそれ以上に大きいのではないかなって思うぐらいの倉庫であります。これだけ大きな倉庫に隣接した道路、もっと幅員があっていいのではないかと思うのです。大型トラックが施設側から道路に出るとき、肩幅3.5あるかないか、ちょっと後で答えていただければいいのですけれども、もしかしたら反対車線にまで大型トラックが入ってきて、大変危険ではないかなって思うのです。拡幅を願う声が、これも地域住民の皆様からあるのですけれども、その辺についてのご見解をお願いいたします。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  当該県道を管理する埼玉県川越県土整備事務所に確認したところ、現状大型車両を含む車両が走行するに際して、特に通行上支障がないというふうに言われていまして、現時点では道路の拡幅整備計画はないということでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 主要幹線道路でございますけれども、何級何級によって、この道路の幅って、幅員って違うと思うのですが、あそこはどのくらいあるのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  あそこの県道の場所につきましては、県に確認したところ、3種3級ということになっているそうです。3種3級というのが3メーターだという数字になっています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 主要幹線道路だけれども、3級なので、3メートルということなのですけれども、私もいろいろ調べたのですけれども、主要幹線道路であれば3.5というふうに出てくるのです。それで、もちろん級によっては違うのですけれども、あと普通の幹線道路で3.25、あと準幹線道路で3ということで、つまり3ということは6メートル道路ということですよね。大変主要な道路なので、町からの要望として道路幅を3メートル以上というよりは、路肩を設けるとか、そういうことができないかなと思うのです。全路肩だと2.5ぐらい必要なのでしょうけれども、半路肩というのは1.75ぐらいでもいいので、そのくらいずつでも広がったら、車道のところは3メートルであっても、路肩をつけるということで、この右折、左折の大きなトラックがそちらの反対側の車線に入ってくるというような、危険性が少なくなるかなというふうにも思うのですが、その辺についてぜひ県のほうに要望していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  今議員さんよりそういう意見をいただきましたので、県のほうには少しでも広くしていただくように要望したいと思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) ありがとうございました。あの地域に住まわれている地域の皆様方が、本当に我が地域に大きな企業が来たって、それを喜んで迎えてくださるような、そんなことってすごく大事かなと思います。共存ですよね。だから、心配されていることについては、やっぱり町も耳を傾けていくという、その姿勢ってすごく大事だと思いますので、何とぞ今後もよろしくお願いしたいと思います。  それでは、3番目の子供の健康について伺ってまいります。厚生労働省が来年からロタウイルスワクチンを定期接種化するという、この質問でございます。ロタウイルスは、乳幼児に重い胃腸炎を起こすもので、感染力が強く、ほぼ全ての子供が5歳までにかかるとされております。下痢や嘔吐、発熱などの症状を引き起こし、まれに重症化して死亡する例もあるとのことです。既に7割の乳児が病院等で任意での接種を受けているということなのですが、費用が2万円から3万円と大変高うございます。若い世代には大変負担が大きい、そこで厚生労働省は令和2年10月より、ロタウイルスワクチンを定期接種の対象にすると決定をしました。決定をした、これは少子化対策の一環ということで大変喜ばしいことだと思うのですが、これに対し本町としても、定期接種ということですので、しっかりと対応していかなければならないと思いますが、その辺についてのご見解をお伺いします。 ○議長(井田和宏君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(池田康幸君) お答えいたします。  現在の情報でお答えいたしますと、厚生労働省ではロタウイルスワクチンの定期接種化に向け審議を進めているところでございます。年明けに厚生労働省の審議会において詳細が審議され、予防接種法の改正、具体的な規定等が明らかになると思われます。本町の対応ですが、現在示されている情報もとに11月1日に2市1町の保健事業事務研究会親部会を開催し、令和2年10月1日の定期接種化に向け準備を行っていくと、足並みをそろえたところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 2市1町で足並みをそろえてしっかりと対応していくという答弁でございます。この定期接種になった場合の費用についてお尋ねをしたいと思います。この定期接種の場合は、自治体の負担だと思うのですけれども、ここに国庫補助があるのか、それとも交付税対応なのか、それとも町が全てを持つのか、その辺についてお答えしてください。 ○議長(井田和宏君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(池田康幸君) お答えいたします。  当町においては、全額当町の負担という形になります。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 不交付団体だから交付税対応がないというふうな考えでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(池田康幸君) お答えいたします。  そのとおりでございます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 交付税対応になっているので、町は全額、不交付団体ということで、全額町が対応していくということで、大変な金額になると思うのですけれども、ぜひとも対応をよろしくお願いいたします。町負担も大変大きいと思いますけれども、子供たちの命を守る、健康を守るということでお願いしたいと思います。  次に、子供たちのインフルエンザワクチンについてお伺いいたします。この冬、インフルエンザが今少しずつ流行を始めております。毎年、小中学校でもインフルエンザによる学級閉鎖等、子供の健康や勉学を私は脅かしていると思っています。子供へのインフルエンザワクチンの接種に対する現状はどのようになっているのか、お尋ねをいたします。 ○議長(井田和宏君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(池田康幸君) お答えいたします。  高齢者インフルエンザの予防接種を除き、インフルエンザワクチンの接種につきましては、全て任意接種という形になっております。ですので、詳細な接種率の部分に関してはわかりません。過去に民間業者が行った調査や学術論文によりますと、13歳未満の小児においておおむね50から60%が接種しているのではないかという形で言われております。  以上となります。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 答弁にありましたように、高齢者には毎年インフルエンザワクチンの補助があります。65歳以上だったと思いますけれども、毎年あります。子供のワクチン接種にも、私は補助が必要だと思っています。生後6カ月以上12歳までは、2回接種をしなければならないということで、金額は病院によっていろいろまちまちのようなのですけれども、1回3,000円から5,000円以上はかかるということで、それを2回打つということは、ある一定期間に1万円以上のお金がかかってしまうというのが、若い世代に大きな負担になっているかなというふうにも思います。また、先ほど申しましたように、インフルエンザが学校での勉強をやはり阻害しているというふうにも思うのです。現在のインフルエンザワクチンは、A形、A香港型、Aソ連型、B型の三種混合だそうです。ワクチン接種でインフルエンザにかかる確率は50%減少するというふうに言われております。また、しかしながらこのワクチンを接種することは、発病予防だけではなくて、子供たちが重症化にならないように、脳炎だとかを起こさないようにということでも、ぜひともこの子供の接種にも、やはり支援をしていただきたいと思いますが、いま一度ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井田和宏君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(池田康幸君) お答えいたします。  埼玉県の保健医療政策課が平成31年2月に行った調査結果によりますと、県内秩父地域や比企地域の市町で子供にインフルエンザワクチン接種に対し助成を行っているという情報は得ております。この情報によりますと、助成対象者や金額はさまざまでございました。これらの状況を踏まえて、調査研究のほうを進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) ぜひとも調査研究をしていただきまして、子供たちが毎年毎年学校で学級閉鎖になっただとか、そういうことがなく、しっかり勉強ができるような、そのためにもこのインフルエンザワクチン、しっかりと考えていただきたいというふうにも思います。先ほどもロタウイルスワクチンのときにも、2市1町での足並みをそろえてというところもあると思うのですけれども、このインフルエンザワクチンももし本町だけでもやるのであれば、私は償還払いででもできるかなというふうにも思っておりますので、ぜひとも前向きに検討をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、18歳までの医療費無料化についてお尋ねをしてまいります。まず、1点目なのですけれども、18歳まで入院費のみを無料化にした場合、どのくらいの経費がかかるのか、積算されていると思いますので、お願いいたします。 ○議長(井田和宏君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。  三芳町の令和元年10月末現在の16歳から18歳の対象人口は1,199人です。近隣市の平成30年度の支給状況をもとに入院費のみ医療費を積算したところ、年間約120万円になります。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) それでは、入院及び通院両方を無料化にした場合の経費はどのぐらいかかりますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。  同じく近隣市町支給状況をもとに積算したところ、年間約1,800万円になります。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。
    ◆14番(内藤美佐子君) ありがとうございました。このこども医療費の無料化については、県内の状況も少しずつ変わってきておりまして、15歳までの医療費無料化を行っているのは42市町村、18歳までは21市町村、ことしの4月のデータだと思うので、これに近い数字だと思います。本町においてもぜひとも18歳までの医療費無料化を実現をしていただきたいところでありますけれども、もちろん2市1町での足並みをそろえての拡大になるのも、これも承知しているところでございます。しかし、本町が先んじて、できれば18歳までの医療費無料化、入院費だけでも、先ほど120万っておっしゃいましたので、この入院費だけでも先に無料化できないか、その辺についてぜひ検討していただきたいと思います。入院費というのは、医療費だけではありません。例えばパジャマ代だとか食事代だとか、あとお部屋がもし4人部屋、何人部屋ってなると、金額も変わってくるというところで、医療費の120万をぜひ無料化にしていたいただいても、入院をしているお子さんのご家族はもっともっと出さなければ費用はかかっているというふうに思えば、医療費だけでも無料化にしていただければ大変ありがたいかなというふうにも思っております。せめて入院費、16歳から18歳までの入院費のみで先んじてやっていただくというところで、これも先ほど申しましたように、2市1町が足並みそろえなくても、申請で償還払いでもいいかなというふうにも思います。それだけ町が子供たちに、やはり子供を育てやすい町にしたいという思いがあれば、ここはできるかなって思うのですが、その辺についてのご見解いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。  議員のおっしゃるとおり、18歳までの医療費無料化については、まず入院費の償還払いから検討したいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 私と同じ考え、ありがとうございます。この件については、町長のご英断が必要だと思っております。子育てしやすいまちとして、若い世代の町への流入にも大変効果のある18歳までの医療費無料化でございます。町長のこのご英断、ご見解を伺いたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 町長。 ◎町長(林伊佐雄君) 18歳までの通院、入院、医療費無料化、非常に重要な政策であると思いますし、子育て支援策を進めていく上では進めていきたいと考えていますが、やはり先ほどのロタウイルスではないのですけれども、三芳町は不交付団体ですので、交付措置をされないというハンデがございますし、さまざまなやっぱり要望等ございますので、それらをしっかりと精査をしていきながら考えていきたいと思っています。また、三芳町だけということは基本的には考えてはいません。2市1町足並みをそろえて医師会と連携を図っておりますので、なるべく一緒によいことは進めていきたいと思っておりますので、医師会や2市とも相談しながら、今後のこの医療に関しては考えていきたいと思っています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 町長に今答弁いただきましたけれども、きょうの質問の中で、せめて入院費だけでも、年間120万ということですので、ぜひともここを無償化し、償還払いでもいいのでというような、そんな考えを持っておりますが、その辺についてのご見解はいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 町長。 ◎町長(林伊佐雄君) 120万なのですけれども、されど120万ということで、そういったものを積み重ねていって、来年度の予算編成をこれから進めていきますので、もう一度繰り返しになりますけれども、2市1町と足並みをそろえてこういったことは考えていきたいと思っていますので、できることでしたら今後検討していきたいと思っています。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 2市1町足並みをそろえて、この入院費の償還払いも足並みをそろえてというような答弁に聞こえるのですけれども、それでしたらぜひとも医師会との連携、また2市1町との事務連絡会において、この件については早急に進めていただきたいと思いますが、その辺についてはやはり町長にお尋ねしたほうがいいかなと思います。お願いします。 ○議長(井田和宏君) 町長。 ◎町長(林伊佐雄君) ご提案いただきましたので、2市の首長とも相談させていただきます。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) それでは、最後4点目の質問をさせていただきます。英語教育の充実についてでございます。まず、ちょっと訂正します。まず、質問の中に私はAETという表現を使ってしまいましたけれども、現在はALTと呼ばれておりますので、訂正をさせていただきます。  今年度より小学校での英語教育充実にネーティブスピーカーのALTを三芳、藤久保、唐沢小学校に常駐配置をいたしました。半年過ぎましたけれども、その効果をどのように見ておられますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  子供にとって本物の英語に触れる機会がふえるのは、貴重な体験となっております。常駐配置を生かし、できるだけ多くの学年の授業に出て授業をサポートしております。また、授業以外にも積極的に休み時間等、子供たちと気軽にALTと会話する機会をつくっております。例えば空き教室を利用して英語ルームをつくったり、廊下掲示を利用して英語コーナーをつくったり、子供たちが英語に自然と興味を持てるような環境づくりも積極的に進めております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) いろいろな取り組みをしていただいておりますが、英語教育の効果では効果が上がっているというふうに見てよろしいでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  委員おっしゃるとおり、効果は上がっていると捉えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 竹間沢小学校と上富小学校にもALTは配置をいたしましたが、1人のALTが2校受け持って常駐にはなっていないのではないかなとも思いますが、この児童数の少ない小学校でありますけれども、ぜひうちのALTの先生って呼べるような、そういう常駐化をしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  議員ご指摘のとおり、ALTを町内の小中学校全校に1人ずつ配置することは必要であると考えております。令和2年度より町内の小中学校全校にALTを配置できるよう、検討していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 英語教育の充実に効果は大変大きいと思いますので、新年度予算で対応していただければ大変ありがたく思っております。ぜひとも全ての小学校に常駐ALTを配置していただき、各小学校でいろんな取り組みをしていただければと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、3番目の質問ですけれども、昨年一般質問で江東区にある東京グローバルゲートウェイについてご紹介をさせていただきました。体験型の英語教育の必要性を訴えさせていただいたところでございます。我が町では、オランダやマレーシアに子供たちを派遣をし、生きた英語に触れさせるという、そういう体験も行っていますけれども、全員の子供たちが行けるわけでもございません。英語を学ぶ楽しさをどこかで体験してもらいたいなという思いがあります。昨年質問した江東区の東京グローバルゲートウェイに何年生か派遣したらどうかというような質問をさせていただいたときに、町内の学校に常駐配置しているALTの皆さんに協力をいただいて、公民館で小学生対象の三芳町版英語村を開催すると、このような答弁をいただきました。1回開催されたのは私も存じ上げているのですが、参加したお子さんたちの感想やら、また英語教育の効果について、この英語村についてはどのような感想を持ちでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  議員おっしゃるとおり、昨年度は1回開催させていただきまして、やはり小学校、小学生を対象に募集をしましたところ、積極的なお子さんが参加をしていただき、レクリエーション的なところで英語と親しむということで、非常に子供たちにとっては有意義な時間を過ごせたと認識しており、英語教育については効果があったと捉えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 昨年度、1回実施をされたということなのですけれども、今後これを定期的に開催をするというようなことを考えていないのか、ALTの先生たちを全校に配置するということですので、このALTの皆さんにぜひ協力いただき、英語村または英語キャンプというのですか、イングリッシュキャンプというような言い方もしますけれども、そんなことをやはり夏休みだとか、そういうときにやっていただきたいなと思うのですが、その辺についての計画はありますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  三芳町版英語村として町内の小学5年生と6年生を対象に、「三芳町みらいのぞみイングリッシュチャレンジ」を今年度も企画しております。町内に勤務するALTが集まり、事前に参加申し込みをした児童対象にクイズやゲーム等を楽しみながら英語を学ぶ活動を行っております。本年度は、7月に竹間沢公民館、この後ですけれども、12月に藤久保公民館、3月に中央公民館と、3回計画しており、今後も継続してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) ありがとうございます。今年度は、もう7月、12月、そして来年の3月に3回開催をするといううれしい答弁いただきました。これが来年度以降もしっかりと続いていくように、計画をしっかりしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、4番目の質問をさせていただきます。今年度より中学生への英語検定受検補助が予算化をいたしました。3級受験に対するものなのですが、何名ほど受験申し込みがありましたでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  11月10日現在になりますけれども、49名申請のほうが上がっております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 対象は、中学3年生でよろしかったと思うのですけれども。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  こちらのほうは、中学生以上ということで進めております。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 中学生以上でいきなり3級というのがどうかなというのがちょっと心配なのですが、私が知っている範囲で私立の中学校では、1年生か2年生の初めに全員に4級を受けさせるというのかな、ちょっと受けていただく、そしてなるべく3年生には3級を受けて高校へ行っていただくみたいな、そういうふうにやっているところが多いと思うのです。三芳町もせっかく3級の補助を始めますけれども、できれば等級の拡大というのですか、もう少し簡単なものから、できれば3級をもっと早く受けた人には、準2級を3年で受けられるような、そういうこの幅を持たせた等級拡大というのができないかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  議員ご指摘のとおり、幅広い生徒対象に補助金を交付することが多くの生徒にとっての英語力並びに学習意欲にもつながると考えます。よって、本年度3級以上としていた申請条件を広げていくことも検討していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 来年度から4級、広げていくということでよろしいでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) 議員おっしゃるとおりでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 最後の質問ですけれども、小学校での英語教育に合わせ、まず小学校でも一番下の5級受験ができないかなというふうに思うのですが、その辺についても推進、また補助をしたらどうかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  議員ご指摘のとおり、小学校の外国語が教科化され、各学校でさまざまな工夫を凝らした外国語教育を行っていく中で、小学校段階で英語になれ親しみ、興味関心を持つ児童はふえると予想されます。よって、補助金交付対象を小学生まで広げていくことも、今後検討していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) せっかく英検の受験補助というのを始めましたので、三芳町の教育が英語に大変強いという、そういう町になっていただければ、また若い方の流入もふえるかなというふうにも思いますので、何とぞしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  最後に、この教育問題でございますので、教育長のご見解を伺いたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 教育長。 ◎教育委員会教育長(古川慶子君) お答えいたします。  外国語英語教育につきましては、基本的な技能とともに外国の文化であるとか、そういうものに理解を深めて、主体的にコミュニケーションを図ろうとする態度を養い、英語への関心や学ぶ意欲を高めていきたいと考えております。子供たちにはグローバル社会の中で視野を広げ成長し、活躍してほしいと願っておるところです。外国語教育、それが三芳町の特色ある教育の一つとなるように、ご提案いただきましたALTや英検補助、英語村など、町としての取り組みを今後も検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) ありがとうございました。皆さんに答弁をしていただき、ありがとうございます。  以上で14番、内藤美佐子の一般質問を終了といたします。各担当課長、そして教育長、町長には丁寧なご答弁をいただき、ありがとうございました。以上で終わらせていただきます。 ○議長(井田和宏君) 以上で14番議員、内藤美佐子さんの一般質問を終了いたします。  一般質問の途中ですが、休憩します。                                      (午前10時28分) ○議長(井田和宏君) 再開いたします。                                      (午前10時50分)                                                       ◇ 桃 園 典 子 君 ○議長(井田和宏君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。  続いて、7番議員、桃園典子さんの一般質問を許可いたします。  桃園典子さん。          〔7番 桃園典子君登壇〕 ◆7番(桃園典子君) 7番、公明党、桃園典子です。ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に沿って順次質問してまいります。本日はお忙しい中、また寒くなってきた中、傍聴にたくさんの方にお越しいただき、大変にありがとうございます。  本日、私は防災対策の充実について、文化財について、子育て支援の充実についての3点について質問させていただきますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。  自然環境の変化により日常生活や地域社会への影響が年を追うごとに深刻化する中、本年の10月には台風15号、19号と相次いで発生し、その被害は想定を大きく上回るものとなってしまいました。今なお続く被災地域の皆様に心よりお見舞いと一日も早く安心な生活を取り戻されることを日々お祈り申し上げております。当町においては、床下浸水などの被害は出てしまいましたが、幸いにして衣食住を奪われてしまうような大きな被害に至ることがなかったことは幸いでした。また、山や川など有する環境ではなく、土砂災害、洪水等の被害は、過去の歴史からもほとんどないようですが、近年における自然災害の規模や状況は、いまだかつてない威力となり、被害を引き起こしている現状がございます。また、その環境の中で住民の命と生活を守る行政における使命は、より重要になっていると考えます。  そこで、まず1点目に防災対策の充実についてお伺いいたします。町内全域をカバーできる防災行政無線ではございますが、今回の台風の際にも住民の皆さんからは、放送が聞こえなかった、もしくは聞こえづらかった等の声がありましたが、緊急時のお知らせ情報システムには、ほかにどのようなものがございますか、お伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  まず、テロ情報、ミサイル発射情報、緊急地震速報等、対処に時間的余裕がない緊急情報を伝える全国瞬時警報システム、Jアラートです。Jアラートが自動起動したときにおいて、防災行政無線、緊急速報メール、エリアメールが自動的に流れる仕組みになっております。先日の台風19号の大雨特別警報が発令された場合のときも同様な方法で発報が行われました。自動起動でない場合の情報発信については、防災行政無線放送を行い、本町のホームページ、地域コミュニティーメール、ツイッター、テレビ埼玉やジェイコムの地域情報、エリアメール、ヤフーの防災情報への発信、また広報車、自治会等による周知、埼玉県の災害オペレーションシステムの入力を行うことにより、県の防災情報メールの配信やLアラート経由でNHKなどの報道機関への情報公開などが行われます。  議員ご指摘のとおり、防災行政無線が聞き取りにくいという方向けに防災行政無線音声応答サービス、これは町が通話料負担で行っておりますが、放送終了後すぐに確認できるサービス等も行っております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 情報伝達のツールは、たくさん今ご説明をいただいた次第なのですが、防災行政無線、主に活用されているのが防災行政無線ということになるかと思いますが、その防災行政無線のメリットとデメリットについてお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  まず、メリットとしましては、多くの住民に大きな音で情報が伝えられるということが挙げられます。デメリットとしましては、音声の到達範囲が全町内をカバーできていない部分もございますので、そこが届かないというところ、また住宅の密閉性がやっぱり今高まっておりますので、家の中にいると何を言っているかわからないというような状況があると思います。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 防災行政無線に対しての住民の声、これは今もお話があった中にも含まれているかと思いますけれども、具体的に声が届いていましたら教えてください。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  議員ご指摘のとおり、先日の台風19号の自動起動の大雨特別警報の放送につきましては、雨風の音があり、ほとんど聞き取れなかったという声をいただいております。また、迷い人などの放送のときには、家の中では聞こえない、あと放送者の声色や話すスピードなどのご指摘もいただくことがございます。また、うるさいというご意見、それから放送内容についても、長いなどというようなご意見もいただくことがございます。ただ、先日の防災無線で迷い人の放送を行ったところ、ここ最近2件は、放送を聞きましたというところで情報が寄せられて、保護に至っているというようなことも出ております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) たくさんご苦労されながら、住民のためにと努力をされている、そのお姿が思い浮かぶようなのですけれども、町内でも高齢の方の世帯やおひとり暮らしの世帯が確実にふえております。そのような世帯への情報伝達で工夫されていることがございましたら教えてください。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 町では、ひとり暮らしの高齢者や昼間は1人になってしまう高齢者の方、またもしものときに避難に不安がある方向けに災害時要援護者支援プラン、避難支援プランを策定しまして、手上げ方式になりますが、名簿登録を促進しております。そのプランは、登録者に対し町や行政区、消防団、民生委員さん、ケアマネジャーさん、社協などが連携をしまして、もしものときに支援する人を決めていくというような仕組みです。現在、1,570人の登録がございます。また、災害時要援護者名簿、こちらは行政保有の名簿でございますが、有事のときにしか使用できない名簿となりますが、こちらのほうの登載者が527名です。有事の際ということで、日ごろから協力体制をとるには、要援護者避難支援プランのほうへ、手を挙げていただく必要がございます。現在は、災害時要援護者名簿登載者のうち、要援護者避難支援プランのほうに手を挙げている方が56名にとどまっておりますので、そちらの重複した名簿の登録の方々になるべく手を挙げていただくように、支援をしていかなければいけないと思っております。現在のところ、その56名の方に対しまして、避難の支援をする個別計画、この人をちゃんとこの人たちが支援してきましょうというような個別計画の策定を進めているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) ありがとうございます。さまざまな角度で支援の必要な方々を掌握をしていく、把握をしていくという努力を感じました。この掌握に関しては、どなたが窓口となって進めているのかお伺いいたします ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) この災害時要援護者避難支援プランに関しましては、まず町のほうで回覧を行っておりまして、行政区の方々の回覧、その中に名簿登録の用紙も配っております。また、民生委員さんがそれぞれ活動のときにお声がけをいただいて、周知をしていくというような形でございます。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) ありがとうございます。とても大事なプランとお伺いいたしました。私もしっかり勉強してまいりますけれども、取り残される方がいないようにとの思いで今お伺いいたしました。  台風19号の際に開設された自主避難所が町内には3カ所ございました。その周知のために防災行政無線の放送がございましたが、この放送も聞こえなかったとの声を伺っております。命を守るための避難ですが、そのための情報が住民に届かないという現状、私の地域の高齢でおひとり住まいの方が台風の猛威に不安を感じられて、藤久保公民館に避難をされました。すぐ駆けつけてお話をお伺いすると、防災行政無線は全く聞こえていらっしゃいませんでした。不安だったその方は、藤久保小学校に行かれたようですが、当然のことながら人けも全くなく、どうしようかと困っておられたところへ知り合いの方が通りかかり、役場に電話をして問い合わせ、公民館が自主避難所ということを知ったという、そういう現状がございました。また、ほかの方からは、最近の住宅は二重サッシになっているため、外の音が本当に聞こえづらいとの声も伺っております。緊急の情報が聞こえない、わかりづらいということは、住民の命を守り、安心な生活を支える上で大きな課題です。町としては、防災行政無線だけでは不十分と感じられていらっしゃるようで、この現状から見て、それ以外の情報伝達ツールの必要性について、どのように考えていらっしゃいますか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 先ほどいろいろと羅列をさせていただきましたが、先ほどのツールの以外に戸別受信機や防災ラジオなどが考えられると思いますが、現在では研究レベルにとどまっております。先日、新聞報道で加須市でも防災ラジオの導入を行うというような報道も目にしたところでございますが、実際に活用した事例等を今後聞きながら、さらに研究を進めていきたいと思います。また、昨年の西日本豪雨や2016年の熊本地震では、SNSを用いた市長からの情報発信がクローズアップされております。瞬時に広く情報拡散が行われる一方、ライオン逃げたが代表するように、デマも拡散してしまうということが、もろ刃の剣であると言われております。公式発表の情報の発信や収集する情報の整理方法などを研究していかなければいけないと思っているところでございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 私もこのたび防災行政無線、また住民への情報伝達の確実性を調査する中で、防災ラジオの貸与、今ございましたけれども、またケーブルテレビ等の契約を通して、テレビを媒体とする情報伝達の形など、さまざまな行政で取り組まれていることを調べました。しかし、行政や個人の費用負担等の課題を考えたときに、設置費用など、負担のない防災行政無線電話応答サービスというシステムがあることを知りました。町の防災行政無線と同じ内容を電話で24時間以内に何度でも無料で聞き、確認することができるという、私の中ではすぐれものと感じました。町では、この周知に関しては、防災フェアのときに一生懸命努力をされているお姿は拝見をいたしましたけれども、ほかにどのように周知の努力をされていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) まず、平成27年度になりますが、全戸配布をさせていただきました防災ガイドマップ、地域防災計画の概要版になりますけれども、そちらへの記載を行いました。また、本年度作成中の三芳町地震ハザードマップ、来年度全戸配布予定でございますけれども、こちらのほうにも掲載をして周知を図っていきたいと思います。お話の電話応答サービスですけれども、先月10月分の費用の請求がここで来まして、いつも少ないので、倍の請求はあったということで、ちょっと皆さん知ってくださっているのかなというところありますが、やっぱりまだまだ知られていないのかなというところがございます。私どものほうでも人が集まる場所にお伺いして、機会がいただいたときには全然関係ないお話の中でも、町の防災行政無線が聞き取りにくい場合は08008009912、こちらのほうに電話をかけて放送内容を確認してください、通話料は町が負担しますのでということでお話をさせていただいておりますので、ぜひ、済みません、皆さんも周知をしていただけるとありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。お話ししますと皆さん、メモをしたり携帯電話に登録をしたりしてくださいまして、やっぱり関心があるのだなということを実感しております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) せっかくのすばらしいサービスですが、私の地域の方々はほとんどの方がご存じありませんでした。また高齢の方々は、スマホ、SNS、この言葉を聞いただけでも、私たちにはわからないし、できない、私たちのことはどうでもいいのねって、このような切実なご意見もいただいている現状がございます。しかし、この行政防災無線電話応答サービスであれば、誰もが電話をかけるだけで情報を確認できます。多くの皆さんへの活用の促進を願いますが、そのために今後周知の仕方をどのように工夫していくのかお聞かせください。ちょっと重なっていくかと思いますがお願いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 今後は、「広報みよし」での周知はもとより、各種サロンや老人クラブの行事の際など、人が集まる場所で声かけを行いながら、先ほどお話いただきました。こんな名刺サイズのツールを配布しまして、周知活動を行っていきたいと思っております。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) お手元の机上にきょう資料を置かせていただきました。このような資料であります。これは、11月に視察で長野県松本市に訪問した折にいただいてきたものになります。全住民の皆様のご家庭に配布されている広報紙ですが、その表紙に行政として、その月に力を入れて取り組むことを一つのテーマとして大きく掲げられており、大変に目を引きました。誰もが手にする広報紙を活用し、さらにメッセージ性を持たせる、特に三芳町の広報紙は日本一の魅力ある広報紙です。今後、毎年続いていくであろうと思われる自然災害への備えは、行政としての使命であるとも思うと、住民への周知のツールとして、広報紙の表紙を活用するなどの工夫をしてみてはどうかと考えますが、その点はいかがでしょうか。ちなみに、本日12月配布の当町の広報紙も持参いたしましたが、この広報紙を拝見したときに、これはとてもインパクトがあると感じましたけれども、このように表紙に一番住民の皆さんのために知っていただきたいことを掲げていくという、そのような形をとってはいかがと考えますが、その点に関してはいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 秘書広報室長。 ◎秘書広報室長(佐久間文乃君) お答えします。  松本のこちらのほうを見せていただきました。表紙に掲載することで皆さんにわかってもらうということは、こちらのほうを見せていただいてわかりましたけれども、うちのほうの内部で、今後検討をさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。
    ◆7番(桃園典子君) 行政防災無線は、災害時だけでなく熱中症のときや不審者情報、ちなみに本年度も刃物を持った危険な不審者が出たということで、そういう非常に危険な状態、事態が発生したときなど、とても必要になってくる内容かと思いますので、ぜひ効果ある周知の仕方の検討を早急にお願いできればと思います。よろしくお願いいたします。  続きまして、防災のための広報車の活用についてお伺いいたします。まず初めに、10月の台風時における広報車での周知、巡回等はされたかどうかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  台風19号では、広報車の対応は行いませんでした。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) それでは、広報車はどのようなときに回すのか、その判断基準などをお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) さまざまな情報発信のツールがある中で、あと町の広報車のスピーカーを載せている車が減っているというところもございますので、広報車による周知は警戒レベル3の避難準備高齢者等避難開始情報が発令されたときに、広報車及びあと消防団の車両の協力もいただきながら、広報活動を行っていこうと考えているところでございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 警戒レベル3ということにおいては、このたびの台風のときは、本来であれば広報車は出てしかるべきであったのかと思いますが、その点はいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  警戒レベル3で夜の大雨特別非常警報が出たとき、あの時間で回るというところが、避難するのはどうなのかというところで、今回は広報車は回しませんでした。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) わかりました。当町にも防災対策の一つとしてハザードマップが作成されておりますが、ハザードマップとは別に大雨のときに水がたまりやすい道路、内水氾濫が出やすい住宅地などはリスト化されているのかどうかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  町では、平成17年度からの浸水履歴や土のうの要請箇所、道路の冠水箇所を地図に落としてありまして、災害対策グループのパトロールの際には、その要注意箇所で、そこに落ちている箇所であったり、危険箇所、そこの部分を要注意箇所、危険箇所としまして、特に注意をしてパトロールを行っております。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 認識のもとで対応されているということで安心いたしました。しかし、それがリスト化あるいは優先順位等明確にされることによって、より効果的迅速な対応になるのではないかと考えます。また、防災のための職員の対応体制は、グループに分かれているとの当番制とも聞いております。当番で人が変わったとしてもリスト化され、かつ必ず共有されることにより、適切な対応がとれるものと考えます。当然のことのようですが、この秋のたび重なる台風被害でしたので、その情報、また結果に対しての対応について、その情報が更新されているかどうかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) その地図に落としてあるというところで地図なのですけれども、ラミネートがしてありまして、それを持って現場に出ているというところでございますので、一覧のリストよりも地図に落としてあったほうが地形、地理がよくわからない職員等に関しましても、わかるような状態になっていると思っております。また更新につきましては、回るときに道路の担当の職員であるとかというところでグループをとっておりますので、そういうような情報共有の中で更新等の確認はされていると思っております。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) あわせまして、それは優先順位のような緊急度の高いものからというようなものは、決められている状況でしょうか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 町内5カ所に分かれて回っておりますので、優先順位というよりも、一気に回れる状況になっておりますので、そこが優先という形ではないので、一斉に回っているところでございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) ありがとうございます。また、広報車の効果的な活用について、町としてはどのように考えているかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 広報車の活用につきましては、地震のときや火災の避難のときには有効だと思いますけれども、台風のように風、雨が強いときに広報車でもやはり聞きにくい状況があると考えます。災害の種類や緊急性、また回るところの地域性の中で適切に判断をし、活用をしていくようにと考えております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 広報車は、行政防災無線や電話応答サービスのシステムより、より現場に近い距離で情報が届けられることは当然のことながら、住民の回っていただいているという、そのことでの住民の安心につながることや、現場の状況ですが、直接確認できるメリットもあると考えます。年ごとに激甚化している自然災害、また高齢化の進む状況の中で、ぜひ効果的な活用を進めていただくことを望みます。  次に、土のうについてお伺いいたします。台風15号、19号において土のうを多く必要とした地域は、町内で何カ所ありましたでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 台風15号では上富1件、藤久保1件、台風19号で上富地域が10件、北永井地域が10件、藤久保地域が21件、竹間沢地域が3件、みよし台地域が1件の計45件、台風21号では北永井が2件、藤久保が1件の合計3件でした。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 複数カ所あったということですが、町内では地域土のうステーションという形で、土のうの保管されている場所が2カ所あると伺っております。そのステーションの維持管理の所管はどこになりますか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  平成29年度から土のうステーションを導入しまして、現在3カ所ございます。1つは上富第1区の集会所、2つ目が中ノ久保第2子供広場、それからザ・ステイツみずほ台の敷地内になりますけれども、そこの3カ所に設置しております。土のうステーションは、行政区が管理するというような覚書を交わしまして、設置をしております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) この台風の後に行政区の方とお話をした際に、その所管の場所がどちらであるのか、町で、行政の方は町が管理してくださると、そのような認識の方もいらっしゃいましたので、いま一度この所管のどちらにあるのかを確認をしていただければと思います。  また、どのように管理されているのか、これが行政区であるとするならば、それをどのように確認をしているのかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 行政区は、定期的にステーションの土のうの数や状態を確認し、土のうの追加や修繕等の必要があった場合は、町に連絡をするということになっております。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 土のうステーションは、このたびの台風時に活用できたかどうか、その点は掌握できていますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 台風19号の後に住民の方から、土のうステーションの土のうを使ったのだけれども、それを返すのはどうしたらよいのかというようなこと、それからまた、使いたくて土のうステーションに行ったのだが、ぼろぼろで使用に耐えなかった土のうがあったというようなお話をいただいております。活用していただいた方には、今後に備え自宅に保管をお願いし、職員によるステーションの確認を行い、行政区には適正管理のお願いを行ったところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 今お話にございましたとおり、使用できないものがあったという声が届いております。この管理上のルールというのはあるのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 年に1回、自治安心課のほうから管理をしている行政区のほうに状況確認をして、何か必要があれば連絡をくださいというような声かけをしているところでございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 土のうを多く必要とした箇所がかなり多かったということで、地域土のうステーションの設置箇所とは一致しないわけですが、土のうステーションを設置していないニーズが高い場所へは、どのように対応しているのかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 土のうステーションを置いている場所というのが過去に被害が大きく出たところが主に置いているところになります。それ以外のニーズが高い場所に関しましては、住民の方から、最近では事前に通報等をいただきまして、土のうのほうをお届けしたというような状況でございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 台風の際、私の近所の住宅の皆さんが床下浸水の被害に遭われ、その対処で一緒に動かせていただきましたが、水の被害が増大している現状を考えますと、今後とも減災のための効果的な土のうの管理、活用の工夫と対応を希望したいと思います。  次に移ります。ドクターヘリの発着場についてお伺いいたします。台風19号によって総合グラウンドの全面が水没してしまい、この状況について町ではどのように分析しているかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 総合グラウンド、ドクターヘリの発着場ということであれなのですけれども、総合グラウンドは長期間の降雨を除きまして、通常の降雨や雷雨でも水浸しになっても比較的水はけがよいグラウンドであるというふうに考えております。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 今までにない想定以上の状況だったとは思いますが、総合グラウンドは命を守るためのドクターヘリの発着場所に指定されている非常に重要な場所です。今回のように水害などで使用が可能になった場合、かわりとなる場所があるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 地域防災計画上、庁舎前のヘリの発着場の代替につきましては、唐沢小学校が指定されているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 唐沢小学校ということで今お伺いいたしました。三芳町在住の私の友人なのですけれども、交通事故に近年遭ってしまわれました。ドクターヘリの対応で一命を取りとめられましたが、その経験を、つらい経験を語ってくださいました。災害や事故など人命救助の重要な役目を担うドクターヘリです。町としては、ドクターヘリの発着場としての総合グラウンド、もしくは代替のその場所について、今後雨水の対策も含め、どのように対応を考えていらっしゃるのかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 済みません。前の質問でお答えすべきだったのかもしれないのですけれども、かねてより防災ヘリ、あとドクターヘリの発着場に関しては、グラウンドへの放水を行わなければ周辺に影響が及ぶため、多目的広場への離着陸場の変更を検討してまいりました。本来であれば、患者優先の救命率を向上するため、一刻も早い処置が必要となりますが、上にヘリが待機して入り口に救急車が待機していても、放水が終了しないため、着陸ができないという状況も見受けられておりました。消防本部と県の航空隊と調整を行いまして、防災ヘリは本年6月の28日付け、埼玉県航空センターから多目的広場への登録が済みました。その後、ドクターヘリにつきましても許可がおりまして、迅速に多目的広場のほうへ離着陸ができるように変更を行ったところでございます。発着場所の看板につきましても消防本部により表示がされたところです。10月の18日の防災フェアで多目的広場への離着陸を行う予定でしたが、天候の関係で、ちょっとヘリの離着陸ができなかったというところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 今、多目的広場というお話がございましたが、第5次後期総合計画の中で、(仮称)令和の森公園という設置の中にあった影響はないのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 影響がないように、令和の森の公園は計画をしていくということを担当から聞いております。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) わかりました。  次に、ことしの台風時にも各地で話題となったペットの同行避難についてお伺いいたします。近年は、ペットに対する意識の調査で、家族同様に思うという家族化が着実に進んでいます。ペットの病院、学校、保険、さらには独居世帯では、遺産をペットにと希望される方や離婚訴訟ではペットの養育権が争われたりする事例もあるような時代となっております。そのように強い家族化が進む中で、ペット同行の避難の必要性、またそのための環境整備の必要性を強く感じております。  そこで、町内におけるペットを飼っていらっしゃる件数を把握しているかどうかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 環境課長。 ◎環境課長(長谷川幸君) お答えいたします。  町として把握しているペットですが、犬の登録だけになりますが、10月末日現在で1,783件となっています。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 犬の飼育数も、これは登録のあるなしということもあるかと考えますと、100%ではないのかと考えます。実質はさらに多くのご家庭でペットと暮らしているという状況にあると考えております。さきの台風でも、ペットを飼っているので、迷惑をかけたくない、周囲を気にしたくないとの思いで、避難所に行かずぎりぎりまで我慢され、その後救助されたご家族のニュースがありました。町としては、災害時におけるペットの同行避難を可能にする必要性について、どのように考えていらっしゃいますか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 町のほうでは、2年前の地域連携避難訓練からペットの同伴避難について考える必要があるとしまして、エリア会議での議題としまして、ペットをどこに避難させるか検討をしてきております。それにより藤久保中学校エリア、みよし台地区の住民の方々なのですけれども、地域連携避難訓練においてペット同伴可能な訓練を呼びかけをいたしました。多くの方に参加をいただき、お声を聞きたいという思いを持っておりましたが、ペット同伴の参加者はいなかったということでございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 必要性があるという考えをお伺いできまして安心しました。町としては、今後避難所へのペット同行がしやすいような環境づくりが今現在検討されているかどうかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 先日の台風19号でもペットを連れて避難したいという声が町のほうに多く寄せられました。また近隣の市でも、ペット同伴避難者は多いというふうに聞いております。エリア会議での同伴避難の対応を進めるとともに、自主避難の場合の対応、また要援護者とともに避難する場合の対応、それからアレルギーを持っている人との動線の対応、あとどこにペットを収容するかというようなこと、それからゲージとか餌をどうするのかなど、検討すべき課題が大変多い状況でございます。全国では、ペット受け入れ可能と公表を始めた自治体も出てまいりましたので、事例等を参考にしながら、地域の方と一緒に検討を進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) それでは、その研究、検討をもって、いつぐらいまで具体化していこうという目標値を持っていらっしゃるかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 目標ということで、避難所受け入れのゲームHUGというのもあるのですけれども、そういうところでもペットのこととか言われております。ただ、行政区の方も入れかえが任期が変わったりとか、あと学校の理解も得なければいけないので、いつとは言えないのですけれども、なるべく早急に決めていきたいと思っております。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 東日本大震災の教訓を生かして、その後環境省より災害時におけるペットの救護対策ガイドラインが示され、ペットと飼い主の同行避難が推進されています。ペット救護対策ガイドラインの中には、災害時には何よりも人命が優先されるが、近年ペットは家族の一員であるという意識が一般的になりつつあることから、ペットと同行避難することは動物愛護の観点のみならず、飼い主である被災者の心のケアからも重要であるとありました。ペットを飼っている方への支援の対策、また避難所でのペットによる鳴き声やにおい、衛生面などのトラブル面への対策等を考慮したときに、地方獣医師会や民間団体との協議や協定の締結の必要性を強く感じますが、その点についてはどのように考えられますか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 獣医師会、民間団体等を活用しながら検討することも有効な手段だと思いますので、あわせて検討していきたいと思っております。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) ぜひよろしくお願いいたします。  次に移ります。2点目は、文化財についてお伺いいたします。三芳が誕生してことしで130年、武蔵野台地の開拓や竹間沢の車人形など、大事な文化遺産も含め、たくさんの資料、文化財がありますが、その文化財の収蔵庫の現状と維持管理についてお伺いいたします。現在使用している文化財収蔵庫の借り上げ料は幾らになりますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 文化財保護課長。 ◎教育委員会文化財保護課長(柳井章宏君) お答えいたします。  今年度につきましては、9月までが月28万、10月以降が28万5,000円ということで、今年度の予算としますと339万ということになります。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 現在の収蔵庫は、いつから借りていることになりますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 文化財保護課長。 ◎教育委員会文化財保護課長(柳井章宏君) お答えいたします。  平成22年の1月からという契約になっておりました。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 年間336万円ぐらい、ちょっと数字が違うかもしれません。9年間継続しているということですので、現在まで約3,000万円の借り上げ料の負担があったということになるかと思います。大変に大きな金額と感じます。  それでは、収蔵庫を借りる以前は、文化財はどこで保管されていたのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 文化財保護課長。 ◎教育委員会文化財保護課長(柳井章宏君) お答えいたします。  収蔵庫借り上げ以前は、平成10年ごろより三芳小学校の2教室と及び廊下を利用して収納しておりました。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。
    ◆7番(桃園典子君) 三芳小学校ということですが、これも文化財専用ということではないかと思われます。現在の収蔵庫の利用は、いつまでと考えていらっしゃるのかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 文化財保護課長。 ◎教育委員会文化財保護課長(柳井章宏君) 三芳小の児童数の増加によって移転を余儀なくされてきたわけなのでございますけれども、移転当初、学校、公共施設において再びスペースが確保できる当分の間ということで利用するとしておりました。現在、すぐに学校等の空きスペースの確保は困難でございますが、令和7年度ごろより、人口減少により児童数減少も伴いますので、スペース等が見出せる可能性が考えられますので、そのころまでに方向性を出せるように検討してまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 先ほど借り上げ料の累積額約3,000万円という金額についても確認をさせていただきましたが、借り続けるということは、さらに年間339万円を予算として計上し続けることになりますが、この状況についてどうお考えになられるかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 文化財保護課長。 ◎教育委員会文化財保護課長(柳井章宏君) お答えいたします。  小学校の教室不足により、公共施設という公共の中から移転することとなったのですけれども、当時としましては、運よく資料館から徒歩三、四分のところに倉庫のあきができまして、限られた人数による作業であるとか資料の活用時における運搬、収蔵の効率を考慮いたしますと、現実的な選択であったかというふうに思われるのですけれども、経費的な側面からしますと、恒久的な自前の収蔵施設を持つことが望ましいというふうには考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 厚生文教常任委員会で収蔵庫の視察に行かせていただきました。民具などを中心としてたくさんの文化財が保管されていましたが、施設が一般的な貸し倉庫ということもあり、天井がとても高く、文化財は二、三段ほどの棚に置かれてはありましたが、倉庫自体が大きな平屋の形状のため、倉庫内の上部は活用できていない状況でした。無駄のない収蔵の仕方、移動せず継続的かつ専門的な管理、保管が望ましいと考えますが、現在の収蔵庫と同等のものを建設した場合の試算をしたことはございますか、お伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 文化財保護課長。 ◎教育委員会文化財保護課長(柳井章宏君) プレハブ建築でございますけれども、今年度建築費の試算、概算ですけれども、見積もりましたところ、同程度規模の平屋で収蔵庫を建てた場合、給排水や外構等を全部含めた形になりますが、8,970万という数字が出ました。また、同じような面積で2階建てにした場合には、7,950万という見積もりです。ただし、ここに土地の購入とか税、移転費用、備品等は含まれておりませんので、その辺を勘案しますと1億以上かかってしまうのではないかというふうに考えます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 新しい建設をするということは、決して安価ではできないということは、今もご説明をいただき感じましたが、文化財は文化財保護法のもとで保護されているため、ふえることはあっても減ることはありません。その継続性を考えると、町所有の収蔵庫の設置を町の土地のどこかを活用した形で検討してみてはいかがかと思いますが、その点に関して町としてはどのように考えられますか。 ○議長(井田和宏君) 文化財保護課長。 ◎教育委員会文化財保護課長(柳井章宏君) お答えいたします。  文化財保護法では、やはり文化財の保存が適切に行われるように努めることを地方公共団体の任務としておりますので、文化財の保存場所を確保するということは必要と思料します。町所有の恒久的な収蔵施設を設置するということを考えるに当たりましては、その確実性を担保して、費用的な面においても将来的には有効であるというふうに考えます。しかし、現時点では設置する土地の選定でありますとか、購入建築費用等、財政的な課題もございますので、転用可能な施設の利用を含めまして、関係部局とも調整を図りつつ、検討が必要なものと考えます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 文化財も収蔵庫も町の財産として残していけることが望ましいものと考えております。今、専用というお言葉もありましたけれども、ぜひ長期的な展望を持っての検討を希望いたします。  次に移ります。もう一点、文化財の活用についてお伺いしたいと思います。収蔵庫にある文化財は、現在どのように活用されているかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 文化財保護課長。 ◎教育委員会文化財保護課長(柳井章宏君) お答えいたします。  活用の方法といたしましては、糸車や火鉢、あんどんやランプ、かごやしちりんなどの昔の暮らしの学校教育における単元に関する資料を中心に学校に授業時に貸し出したり、また学芸員が出前授業として資料を持参して体験学習等を実施する場合に利用をしています。そのほか、やはり博物館相互の資料貸借、また資料館や旧島田家住宅における企画展示や体験授業に利用して活用を図っているところでございます。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 収蔵庫の中にたくさんの農機具、民具がございました。その文化財の中で可能なものを今は出前授業とか、さまざまご説明ございましたけれども、小学校に常駐として配置し、授業などで活用してみてはどうかと考えますが、その点はいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  小学校での活用に関しましては、学習内容に応じて、その都度歴史民俗資料館から文化財をお借りして学習に役立てております。また、昔の道具などは、一部小学校でも保管しており、学習に役立てております。文化財の配置に関しましては、先ほど文化財保護課長からもありましたが、どのようなものが小学校で保管できるか、あと保管場所はどのように確保するかなど、今後研究を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) ありがとうございます。収蔵庫を拝見したときに、さまざまな活用ができるのではないかと非常にそのように感じました。  京都市左京区では、文化遺産の保存と継承を目指し、小学校単位学校ごとに資料を保管、活用し、地域の文化遺産、地域の博物館という位置づけをして活用しております。きょう机上に資料を置かせていただきました。左京区内の小学校22校中18校に民具が収蔵されております。常設展示や授業での活用がされており、特に小学校3年生の社会科の単元で取り上げられております。現代の子供たちには見たことも経験したこともない電気を使わない道具、しちりんでお餅を焼く、石臼を引いてきな粉をつくる、洗濯板で洗濯をするなどの経験を地域の人たちの協力もいただきながら、多くの小学校で実践をしているようです。それは、児童の学びとしての活用はもとより、地域の人たちのコミュニケーションの場ともなっているそうです。地域の皆さんとの交流では、懐かしいという気持ちのもと、語り合える場にもなっているようです。小学校での児童の学びの場としての活用、またさらに地域の皆さんのコミュニケーションの場としての活用、これについては藤久保地域拠点施設の計画も今後ございますので、いい方向に展開していただけたらと思いますが、この点に含めましては町長からお考えをお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 町長。 ◎町長(林伊佐雄君) まず、文化財の保存に関してご提案いただきましてありがとうございます。今、使っているところは長年お借りをしているわけですが、やはり自前の収蔵庫が必要であるというふうには認識をしています。かつて小学校の空き教室を使っていたということで、今後、先ほど担当課長からもお話がありましたけれども、少子化によって7年後ぐらいには空き教室が出てくるということを考えますと、それも選択肢の一つなのかなと、新たに収蔵庫をつくるのではなくて、小学校の空き教室を活用しながら、今ご提案いただいたように、学校に文化財を置いて展示をして学習の場になり、しかも地域の皆さんが来られてコミュニケーションを図り、さらには文化財の保存ということで、一石三鳥になるのではないかと今話を聞いて思ったところでもありますので、今ご提案いただいたことも、藤久保地域拠点とは直接関係があるかわかりませんけれども、そういった学びの場を含めて、今後考えていきたいと思っています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 大変にありがとうございました。有効活用、また将来性のある展望をよろしくお願いいたします。  3点目に移ります。子育て支援の充実についてお伺いいたします。子供たちを取り巻く環境はさまざまで、直面している課題もそれぞれかと思います。未来の宝である子供たちの成長のために、適切な支援が必要となってきます。そこで、経済困窮世帯やひとり親世帯、また発達に課題がある場合や虐待の心配がある場合のそれぞれの所管はどこになるのかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  経済困窮世帯につきましては福祉課、ひとり親家庭につきましてはこども支援課、発達、発育の課題等の問題につきましては主に健康増進課、虐待の心配がある場合につきましてはこども支援課がそれぞれの担当窓口となっております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 当町においての外国の子供さんの人数も年々増加している傾向にあるかと思いますが、外国人の子供の掌握や就学勧奨の所管はどこになるかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  義務教育の就学勧奨におきましては、学校教育課学務担当が行っております。また、外国籍を問わず、就学年齢に満たした子供に関しましては、就学の案内を各家庭に送付を行い、就学勧奨を行っております。外国籍の子供の途中転入に関しましても、就学案内を行い、就学先の確認を行っております。また、居所不明や就学が確認できない場合におきましては、就学案内を送付するとともに自宅訪問などを行うなどして、就学の勧奨に努めておるところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 子供の支援であっても、子供もしくはその家庭が抱えている課題が経済、学習、発達など、複数にわたっている場合もあるかと思います。このような支援が必要な場合の協議は、どこが主導して行うのかお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  児童生徒の課題に合わせて各担当課が主導して協議を行っております。いじめ、不登校などの問題に関しましては学校教育課が主導となり、関係諸機関と連携して協議を行い、支援を行っております。また、虐待案件はこども支援課が主導しております。経済困窮世帯に関しましては福祉課、発達障害に課題がある場合は学校教育課が主導して就学にかかわる支援を行っております。そのほか児童、生徒の課題に合った支援ができるよう、関係諸機関と密接に連携し、協議を重ね必要な支援を行っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) その協議の結果や支援のプランの内容は、どのように関係の各課で共有されているのかお伺いいたします ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  協議の結果や内容に関しましては、協議会などを行う中や担当者同士で連絡を行う中で関係諸機関と共有しております。いじめ問題や非行問題などは、東入間警察署と情報共有を行っております。また、虐待案件につきましては、埼玉県川越児童相談所との情報共有など、児童、生徒の課題解決につながるよう、できる限り情報の共有を行っております。今後も関係諸機関との連携を深めるとともに、公的な機関との連携だけではなく、医療、福祉などの諸機関とも密接に連携がとれるように研究を進めてまいります。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 行政の仕組みの中では、担当課ごとの対応の形があるかと思いますが、複数の課題を抱えている子供や家庭が1つの課題ごとに担当課を渡っていかなければならなかったり、内容によっては二度手間で時間がかかってしまうこともあるかと心配をされます。場合によっては、また家庭や学校では把握されていなかった内容や状況が放課後の民間団体での居場所にいるときにわかることもあるかもしれません。行政の仕組みに縦割りがあっても、子供のサポートは縦割りがあってはいけないと感じております。家庭と学校と行政が一つになるような子供の支援の必要性、またそういうよりよい支援の充実につながることが大事と考えますが、その窓口を一つにするワンストップの仕組みを考えていただければと思いますが、その点はいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  子育てに関しましては、昨年度より子育て包括支援センターがワンストップの相談機関として、子育ての悩みや相談を受け付ける窓口となっております。妊娠、出産、育児などに関する各相談に応じて情報提供を行っており、各課との情報の共有、連携も行っております。今後におきましては住民にとって利用しやすい仕組みを関係各課と考えてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) ただいま子育て包括支援センターのお話が出ましたが、子育て包括支援センターの主な対応の子供さんの年齢は就学前と伺っておりますが、その点はいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  子育て包括支援センターは、就学前が基本になると思います。ただ、それに応じてその後小学校、中学校に受かっても情報の共有というのはできると思いますので、うまく連携できればなというふうに考えています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 補足して間もないということもあるかとは思いますが、この間調査をさせていただいた際には、この子育て包括支援センターは就学前までがメーンというように伺っております。さまざまな課題がふえていくのは、小学校または中学校になってからですので、そこをしっかりと包括できる窓口という意味で、ワンストップの要望をしている思いなのですけれども、その点に関してはいかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  住民にとってわかりやすく使いやすいことを基本とする組織づくりをいつも目指しております。ワンストップのほうの業務量の負荷が大き過ぎることないように、住民にとってわかりやすい、その仕組みというのをつくっていきたいというふうに常々考えていますので、これから関係各課と考えてまいりたいと考えています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 子育てしやすいまちづくり、また住みたい、子供を育てたいまちという、このコンセプトの中に必要なのは何かがあったときに手厚くサポートをしてくれるという、そういう仕組みではないかと考えます。何もないときは大丈夫なのですが、何かがあったときに寄り添ってくれる、またそういう仕組みがしっかりと整っている、そういうことを強く希望いたします。  ふじみ野市では、福祉課の中に福祉総合支援チームを設置しており、家庭内の問題、経済、仕事、不登校、学習支援など、窓口を一つにして受け付けし、寄り添い、支援していく仕組みがございます。市と町とでは、人口も予算の違いも当然ございますが、予算がないためにできないということは、予算がない行政では子供の支援は十分にできないということにつながりかねないと懸念します。専門職の配置は難しいかもしれませんが、情報の共有の仕組みの明確化、定例化、協議、対応の結果のフィードバックなど、いま一度検討すべきではないかと考えます。その点について、町長にご見解をお伺いいたします。 ○議長(井田和宏君) 町長。 ◎町長(林伊佐雄君) 子育て支援策は重要な政策でございまして、三芳町でもさまざまなことをさせていただいています。今お話があった子育て包括支援センターに関しましては、就学前が基本的には対象であるということですが、先ほども学校教育課でもお話がありましたが、今後、各課、それからその関係機関としっかりと調整をとっていきたいと思っておりますし、また今ご提案いただいたほかの自治体の先進事例もしっかりと三芳町の中で取り入れていきたいというふうに考えておりまして、決して近隣の自治体には負けないような子育て支援をしっかりとやっていきたいと思っています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 桃園典子さん。 ◆7番(桃園典子君) 大変にありがとうございました。子供たちのための力強い支援の仕組みづくりを強く希望いたします。災害に強い安全安心のまちづくり、子育てにしっかり支援できるまちづくりを願い、7番、桃園典子の一般質問を終了させていただきます。丁寧なご答弁大変にありがとうございました。 ○議長(井田和宏君) 以上で7番議員、桃園典子さんの一般質問を終了いたします。  一般質問の途中ですが、昼食のため休憩します。                                      (午前11時48分) ○議長(井田和宏君) 再開いたします。                                      (午後 1時10分)                                                       ◇ 落 合 信 夫 君 ○議長(井田和宏君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。  続いて、11番議員、落合信夫君の一般質問を許可いたします。  落合信夫君。          〔11番 落合信夫君登壇〕 ◆11番(落合信夫君) 議長に申し上げます。一般質問を許可していただきまして、ありがとうございます。また本日、雨の中傍聴に来ていただきましたことを心より感謝申し上げます。  それでは、質問させていただきます。課題といたしましては、1番、道路改良及び交通安全対策について、また、その2、上富地区についてでございます。  初めに、第1問目の上富1区の交差点付近、ガソリンスタンドの前、大雨のときに冠水いたします。どうしてそうなるか、ちょっと対策はいかがなものですか。よろしくお願いします。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  この周辺区域の集水ますは、土やごみ等の堆積が少なく、原因は道路上の集水ますのグレーチングぶたに雨で流されてきた落ち葉やごみ等が集まり、詰まりが生じており、その落ち葉やごみ等を取り除けばすぐ排水できることを確認していますので、今後も台風やゲリラ豪雨の発生時には、現場を確認し、対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) ただいまのお答えについて、また自分もその現場見てきました。グレーチングのやっぱり下、幾らか草が生えている模様で、だからかなり土が積もっていると思います、あれだけ草が生えていると。もしそれがやってもだめだったら、管掃といって管を掃除する機械がありますので、そういうので、またやってみればちょっとは早く水が引けるかなということで、やっぱり水が多いときには子供、小学生が長靴で通れないほどたまるもので、どんどん調査したり、いろいろやっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  第2問目に入ります。町道1034号線にある介護施設の東側の砂利道でございます。これは公道になっております。そこの交通量が多いため、砂利道の穴が大きくなって、近辺の人が自前で砂利を入れているそうでございます。そのため、簡易舗装でもしたら、対策はいいではないかと思っておりますので、その点は道路交通課のほうでどんなことを考えておりますか。よろしくお願いします。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  町道上富34号線につきましては、町道として管理する道路幅員は1.8メートル程度となり、残りは隣地開発による任意後退により整備された私道であります。原則幅員4メーター未満の町道については、舗装工事は行っておりませんので、当該路線につきましても簡易舗装などの整備もちょっと行えない状態でございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 暫時休憩します。                                      (午後 1時15分) ○議長(井田和宏君) 再開いたします。                                      (午後 1時15分) ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) 1メートル82が抜け道で、隣は倉庫をやっている会社が提供した道になっているということだと思いますけれども、いかがなものでしょう。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  今議員さんおっしゃったとおり、業者のほうが、地権者のほうが道路を提供しているというようなお話でしたけれども、実際、全く町に提供しているということはありませんので、単なる今は1.86尺の道路という解釈で考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) でも、町では固定資産税というのは、会社とかなんとかから入っていると思いますけれども、そういうわけでそういうのができないのですか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  固定資産税というお話ですけれども、現実、その町道部分は1.8ですので、よその土地のところまで町が整備するということは、今のところしていませんので、ご理解をいただきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) その件はわかりました。  続きまして、第3項目、上富地区の町道についてでございますが、町道10号線について、グリーンベルトとかポールがない、設置の検討はいかがかいたしますか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします  担当課により現地の歩行者や自転車を含む車両の通行状況を確認し、グリーンベルト等の交通安全対策が必要と判断した場合につきましては、対策案を作成し、交通管理者である警察と協議を行いながら、対応に向けて検討はしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) この件は、かなり前から地区のほうでは、大変だ、考えておりました。この向こう行くと、16組という組がありまして、児童もいっぱいいることだし、やっぱりそういう安心して通学できるような施設がないと危険であります。例えば13号線などは、余り人が学生が歩かないくせに、そういうところをガードレールの鉄でつくってあるやつをいっぱい引っ張っております。それこそ1キロぐらいあると思います。そういう少ない人数きりいないところはつくってあって、片方は学校の生徒が必ずそうやって10人なら10人、15人なら15人ぐらい通るというところをちゃんとしてもらえないと、随分前々から13号線と10号線の差は随分違うなと、この10号線は昔江戸街道といって、江戸へ川越のほうから行く道だったそうでございますので、緑色の横断歩道帯とかポールを立てるのは、そんなに大変なことではないと思いますので、よろしくお願いしたいのですが、どうなのですか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  その件につきまして、また現地を確認して、対策が何がとれるかちょっと検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) その次参ります。町道10号線と町道11号線の交差点のところには、今言ったような、生徒が歩く道がありません。歩道がありません。歩道としてマークでもしてもらえればしたい、かなり子供も安心して渡れるかと思います。そのちょっと手前に福祉施設がありますけれども、そこのところはライフバスがとまるから、横断歩道のマークはつくってあります。ただ、近いからそこを回ればいいということではなく、子供がそこを通学に使っております。本当にそれこそ歩道で手を挙げれば自動車はとまってくれます。歩道でもないところで手挙あげたりなんかしても、なかなか無理かなと思っております。何しろ歩道の印というか、ペイントを、10号線と11号線の交差点を実際に見て検討していただけませんか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  横断歩道については、交通管理者である警察により設置されるものであります。しかしながら、交差点形態の変更や歩行者の待機スペースの確保が必要となるため、道路管理者である三芳町において、交差点改良工事が必要となる場合はございます。今後、横断歩道の必要性も含め警察と協議を行って検討していきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) この10号線とまた12号線とのY字路がありまして、そこもやっぱり同じような状態で、近所の小さな十字路には横断歩道がありますけれども、本当に子供がどこを通って、歩道からまた歩道のないところを通って、そのY字路の交差点を突っ切らなくてはなりません。うちのすぐそばで本当に見ていてもかなり危険な場所でございます。予算がないのならしようがないと思いますけれども、生徒の安全を守るためによろしくお願いしたいと思います。  また、12号線もかなり交通量が多くなりまして、夕方あたりはかなりスピードを出して通行しておる車が多いのでございます。40キロのマークがついておりますけれども、みんな60キロぐらいスピードで、本当に5時までに事業所に、うちの残材、ごみ、柱とか、そういうごみを積んだ車がスピードを上げて通ります。かなり危ないので、そういうのも警察のほうか何かに言って、30キロなら30キロに落としてもらいたいとか、そうすればスピードも上げないと思いますので、やれたらお願いしたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。 今のご質問ですと、④番のご質問かなというふうに思いますが、速度規制については、横断歩道の設置と同様に警察の判断により行われるものですが、単に制限速度の見直しだけでなく、道路管理者である三芳町において、速度抑制につながる車道の狭窄などの交通安全対策に向けての対応が必要となる場合もございますので、こちらについても警察と協議を行い、検討していきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) ぜひやっていただきたいと思います。かなり夕方になると、あんなところがいっぱい混むのか、また狭山市のほうの森にある産廃業者に持っていく車だと思いますけれども、本当にすごいスピードで通ります。またいろいろ落し物もしていきます。本当に困っております。突っ切り道になっています。だから、本当は1号線を、多聞院さんの脇の1号線を広くしてもらえばそっちを通ると思いますけれども、今そういうふうに産廃業者に本当に使われております、物すごく。本当に危ない。藤久保や竹間沢のほうと違って、そういう車がいっぱいうちのほうは通りますので、ぜひ警察のほうと対応、検討をしていただきたいと、そういうふうに思っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) そのまま続けてください。
    ◆11番(落合信夫君) それでは、第2項目に入ります。上富地区について、ちょっといろいろ気づいた点がございますので、質問させていただきます。  上富地区の旧島田家周辺の環境について、設置されている公衆トイレの照明がセンサーライトにしてもらいたいがいかがですかということでございます。 ○議長(井田和宏君) 文化財保護課長。 ◎教育委員会文化財保護課長(柳井章宏君) お答えいたします。  旧島田家住宅の駐車場に設置のトイレは、島田家住宅の来館者用のトイレとして設置したものでございます。島田家があいている時間といいますか、利用時間を限定させるために夜間、夜7時から朝9時までタイマーによって消灯させていただいております。これは、トイレの夜間使用を制限することで、夜間の駐車等を予防して、近隣へのご迷惑をおかけしないようにするための措置としてございます。そういった点をご理解をいただければと思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) これもちょっと感じたことなのですけれども、島田家の前でおみこしをしてお祭りをします。そういう夜のことになったときに、あるとき女性がちょっと悲鳴を上げてきました、電気が切れてしまったと、7時で。それでは結局何にもなりません。今言ったように、あそこへ来ておしっこたれるために車を駐車させて、その駐車をさせないために消してしまったとか、そういうことになるわけでございますか。 ○議長(井田和宏君) 文化財保護課長。 ◎教育委員会文化財保護課長(柳井章宏君) お答えいたします。  ふだんのときは、夜間の駐車を予防するため、騒音にならないようにということで、そういう措置をさせていただいておりますけれども、夜間の使用の場合という、そういうお祭り等の特別な場合、お申し出いただければ改良することは可能であると存じます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) ぜひそんなわけでセンサーライトは幾らもしないと思いますので、ただ7時からは真っ暗では、そういうイベントをやっているときなんかは弱るもので、ぜひただセンサーに取りかえるだけで大丈夫だと思いますので、よろしくご検討のほうお願いいたします。  続きまして、島田家のすぐそばに火の見やぐらがあります。火の見やぐらのところで子供が遊んだりもしすると、大きなけがでもしたら大変なことになります。もう何十年もそのままあの状態でございます。私も上富1区の区長やっていたときに、上富1区の火の見やぐらも壊さないでとっておいてくださいと言ったけれども、あれは子供が上ると危ないからって撤去してもらいました。そのときは、消防署のほうでレスキュー隊が訓練のために壊してくれました。そういうこともうちのほうでありましたので、今ホースを干すポールも立っておりますので、火の見やぐらは要りませんね。また火の見やぐらがなくなれば、車2台ぐらいはゆっくりとまれるスペースがあるのでございます。ぜひ撤去のほうをお願いしたいと思いますので、よろしく。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  現場を確認させていただきまして、消防署及び消防団に確認したところ、火の見やぐらは近年はもう議員ご指摘のとおり、住宅等の高層化により使用されていないとのことです。数年前までは、ホースを干すのに使用されていたというようなことも聞いておりますが、現在は向かいの第二分団の車庫の脇にホース干しも整備されており、使用されていません。はしご部分に人が上らないように板がされておりますが、板が朽ちており、子供たちが上る危険があるということを確認しておりますので、まずは危険除去のため、上れないようにするなどの対応を行いまして、今後につきましては、地域の方や関係各所と検討を進めてまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) その件は、なるべく早くやったほうが、もし万が一子供でも上がって、さびて腐っているところもあると思います。本当に危ないもので、早く撤去していただきたいと思います。  続きまして、その3になります。農業センターと島田家の間に生き垣がありまして、その生き垣のピラカンサという生き垣です。それを下から1メートルぐらいで切断してもらいたいと、そのことはお祭りをやったときに皆様ご招待してくれる席と子供たちがおみこしを担いでいる席と、そのひいで生き垣で見られない、子供も何をあっちではやっているのだって、飲んでいるのではないかと、そんなことの繰り返しです。もう平成10年ごろに、今の町長さんのおやじさんの町長さんのときに私が言ったら、上を切断してくれました。それの切断したようなことがマスタープランの32ページにちょうど写真が載っていますけれども、この写真が載っている、ここでやっぱり切ってあります、短く。高さを、今同じ高さになってしまっています。これを8月のお祭りまでには切断してもらえれば、かなり有意義かと思います。町長さんもわかっていると思いますけれども、やっぱりこっちから見たりしないと、テントを張って招待者さんも呼んでおりますけれども、こういうふうにまた切り戻して、枯れないと思いますので、切り戻してもらえば、かなりいいかなと、そういうことでございます。これは、高齢者事業団とかいろんなところで頼めばやってもらえると思いますけれども、この件につきましてはいかがいたしますか。 ○議長(井田和宏君) 文化財保護課長。 ◎教育委員会文化財保護課長(柳井章宏君) お答えいたします。  こちらの生け垣は、島田家とそのほかの部分等を区画する意味での生け垣ということになっております。現在のところ、大体120センチぐらいで、いわゆる木戸が設定されている高さで管理をさせていただいております。お祭り前等は、臨時職員のものたちや職員が刈り込み剪定を行わせていただいておりますので、極端に低くくはできないかと思いますけれども、その辺の管理をしっかりやっていければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) わかりました。かなりたっているから、かなり木は太くなっていると思いますけれども、でも切断しても枯れないと思いますので、ぜひやっていただきたい。子供が励みになりません。見ていないって、そういうテントを張ってご招待している人がいるのに、その間にそういうものがあると。ぜひやっていただきたいと思います。  続きまして、その2の下水道関係に、設備についてお伺いいたします。上富地区には汚水の下水本管が少ない、かなり少ない、そういうことが感じております。いかがいたしますか。 ○議長(井田和宏君) 上下水道課長。 ◎上下水道課長(松本明雄君) お答えいたします。  一般的に汚水処理につきましては、汚水排水管を介しまして、終末処理場で処理する方法と、あと個人等で浄化槽を設置していただいて個別に処理をして、雨水排水管などで排水する方法に大別されているところであります。上富地区につきましては、汚水排水処理の整備については、一部の住宅密集地区を除きまして、合併処理浄化槽を個別に設置していただいて、その排水を雨水排水管等により処理する地区として、今まで整備を進めてまいりました。  今後なのですが、下水道事業につきましては、人口減少や老朽管対策などによりまして、経営の面からも非常に厳しくなることが予想されていることから、より合理的に下水道事業を展開していかなくてはならないと考えておるところです。したがいまして、全ての地区に汚水排水管、雨水排水管併設していくことは非常に厳しい状況にありまして、上富地区につきましても引き続き、主としまして雨水排水管等を利用していただいて、より合理的に汚水を処理していくことが適切であると考えておりますので、何とぞご理解いただきたいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) そうしますと、上富2区と3区の地区は、いつになっても汚水管は入らないということですか。余りそれでは、三芳町に対しても上富とほかのところ、格差がついてしまう、そういうふうに思いますけれども、少しでも進歩していかないですか、それとも完璧にもうそういうことはやらない、そういうやらないというほうにもう完璧にいってしまっているのですか。それをよろしく、お尋ねいたします。 ○議長(井田和宏君) 上下水道課長。 ◎上下水道課長(松本明雄君) お答えいたします。  汚水処理に関しましては、合併処理浄化槽をつけていただいて、それを介して浸透処理あるいは雨水排水管を利用していただいて処理することも汚水排水処理としては是とされているところでございまして、一部、ですからそういうことを考慮いたしますと、今先ほど申しました下水道事業の状況に関しましても、今後併設するということは非常に難しいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) わかりました。それでは、長い間、これから人口がふえないということになると、なおさらそういうこともできないということで、過疎地になってしまいますね、そういうほうでは。三芳町は、下水の普及率はかなりのレベルで全国的にはいっていると思いますけれども、人口のやっぱり少ないところがそういうことになるということは、何だかちょっと考えられないということでございますけれども、本当は少しでも少しでも進められれば一番いいと思いますけれども、いかがですか。 ○議長(井田和宏君) 上下水道課長。 ◎上下水道課長(松本明雄君) 上富2区、3区、現状雨水管が入っている箇所につきましては、そのまま個別処理でお願いしたいところなのですけれども、一部未整備地区はおっしゃるとおりございますので、併設は難しいですけれども、地域の状況にもよりますので、汚水管によるか雨水管によるか、またその整備の時期も含めて、今後検討してまいりたいということしか申し上げられませんので、ご理解いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) わかりました。  それでは、今度は文化財保護課なりか進めますけれども、上富地区にある地蔵尊のトイレがもう何年、いつになってもあふれて、お祭りのときに、盆踊りのお祭りなんかのときにげたで行ったりせったで行くと、全然入れない、通れない、いっぱいあふれてしまっていて、幾らそのようなことがあって、執行部のほうで簡易トイレを2基設定しておりますけれども、その簡易トイレに行くにも水がたまってしまって、それがどこが悪くてなっているのだか、そういうことをチェックしていただいて、本当に下水道でもあれば、汚水管がすぐそこら辺通っていれば何ていうことはないのですけれども、でも何かその仕組みに不手際ではないけれども、ちょっと何かごみがたまってそうなっているのだか知らないけれども、かなり前から、もう10年も前から、そういうことを言っていますけれども、全然改良できていません。これも文化財保護課のほうで何か担当になるそうですが、いかがなものでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 文化財保護課長。 ◎教育委員会文化財保護課長(柳井章宏君) お答えいたします。  地蔵尊のところの排水不良という件でございますけれども、確かに春とか夏の祭礼時に結構そういうようなことはお伺いをすることがございます。こちらのトイレに関しましては、30年以上前になりますけれども、埼玉県が設置したふるさと歩道という武蔵野の面影をしのぶコースという、コース上の休憩地にトイレとして町のほうで設置したものでございます。経年も伴われると思うのですけれども、流入量といいますか、使用量の許容を超える等のふぐあいが生じるという状況かと思います。先ほども議員さんおっしゃったとおり、対策としまして、夏の盆踊りの祭礼のときには、許容量を超える分をどうにかということで、町のほうで1基、区のほうで設置する以外に簡易トイレを置かせていただいておりますのと、それから祭礼前にはトイレ部分の尿石の除去、それから排水管の洗浄と浸透井のメンテナンスを行っていまして、そのときはきっちり排水をしているという状況を確認しております。ですので、当面仮設トイレをふやして、その許容量オーバーをしのぐというところをさせていただいておるのですけれども、新たな対応につきましては、今後調査を行った上で検討をさせていただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) このトイレにつきましても、前に予算案のことでちょっと見ましたけれども、20万ぐらい清掃費として金をかけております。本当はどの課がこれを考えるかということになって、文化財保護課がやってくれるということは、なおさらまた環境衛生課とかではなく、きれいに流れるようにちょっと見てもらうとかやっぱりしないと、現実に課長さんなら課長さん見に行ったときに大丈夫でも、もうそのときになれば完璧にまたなるのですから、浸水、それこそしてしまうのですから。とてもせったなんかでは行けません。そんなわけで、出店の人が水を使うから、そこから、それで漏らしてたまっているのではないかなって皆さん言うけれども、そうではありません。やっぱり吸い込みというか、あれが幾らかい出してもやっぱりいっぱい使うときはだめと、そういうことになってしまっておりますので、よろしく研究、また調査のほうもしてください。よろしくお願いいたします。  続きまして、環境課のほうにちょっとお伝えいたします。旧清掃工場の跡地についてでございますが、議会でもこの前、ちょっと借りる人がいるから、その件はかなり処理に近くなってきたかなと思っておりますけれども、いつごろまでに跡地の整理が終わりますか。わかりますか。大体のことでよいのですけれども、よろしくお願いいたします。 ○議長(井田和宏君) 環境課長。 ◎環境課長(長谷川幸君) お答えいたします。  跡地利用につきましては、跡地利用するために、今後準備工事というのから始まる予定になっております。準備工事が終了するのは、令和3年12月31日が終了予定になっております。その後、第1期工事を令和4年1月から開始して、第2期工事が令和5年9月の開始予定というふうになっております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) そのようなことは、どんどん進んでおるかと思いますが、旧ふれあいセンターなどは、まだそのまま建って、そのまま置くのですか。 ○議長(井田和宏君) 環境課長。 ◎環境課長(長谷川幸君) お答えいたします。  旧ふれあいセンターにつきましては、準備工事の期間と同じで、令和2年の1月ぐらいから令和3年の12月の予定で、解体工事が行われる予定になっております。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) 予算がない、ないなんて言っていて、そういうのがどんどん進んでいかないと、何だかもう3年もたっているわけで、何やっているのだということになります。また、うちのほうでも環境衛生協議会という会がありまして、そういうところにも一度相談していろいろ勉強したらいいと思いますけれども、課長、いかがいたしますか。 ○議長(井田和宏君) 環境課長。 ◎環境課長(長谷川幸君) 今後、これらの準備行為に関しまして、協議をしながら進めてまいりたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) 跡地の賃借人業者に話し合いの進捗はしておりますか。 ○議長(井田和宏君) 環境課長。 ◎環境課長(長谷川幸君) お答えいたします。  現在、三芳町の清掃工場等跡地利用事業につきまして、まずは基本協定を結ぶところから始めさせていただきたいというふうに思っております。基本的な事項を確認しながら協議を開始するというような段階にきていると認識しております。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) その跡地に埋蔵処理をしてありますごみの灰、そういうのはどういうふうに解決していくものなのですか。よろしくお願いいたします。 ○議長(井田和宏君) 環境課長。 ◎環境課長(長谷川幸君) お答えいたします。  旧清掃工場に埋まっております一般廃棄物に関しましては、掘り起こしをして除去をするということになっております。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) 済みません。それには、やっぱり4億とか5億とか10億とか、どこかへ搬出するにも変わるのではないかと思いますけれども、かなり大変なことでございます。ふじみ野市なんかは、テニスコートなんかにしてありますけれども、うちのほうは一般事業所と契約して、この跡地の使用をするということになっておりますけれども、それは何年計画とか何年貸すとか、そういうのは決まっておりますか。 ○議長(井田和宏君) 環境課長。 ◎環境課長(長谷川幸君) 基本的にあの最後終了するのが、令和の7年度ぐらいになるというふうに認識しております。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) 随分長くかかるものでございます。そんなわけで、なるべく早くどうかしたら、環境のためにもいいかと思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、4番になりますけれども、上富1区の集会所の新築後修繕工事、ペンキ塗りとか何かもう20年全然手がつけておりません。余りにも放りっ放しではないかと思いますけれども、いかがいたしましょう。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 上富1区集会所につきましては、平成11年の3月に竣工しまして、ご指摘のとおり塗装等の大規模修繕は行っておりません。町では、公共施設マネジメントに基づきまして、集会所の適正配置と長寿命化を行うための修繕を計画的に行っております。上富第1区集会所につきましては、第2集会所の配置等の調整を図ったり、図る中で、必要があれば外壁塗装を行う予定であります。また計画があるとはいえ、予算要求時に全集会場を調査し、屋根や外壁の破損等で躯体に影響を及ぼすおそれがある場合は、優先順位を上げるなど、調整を行い実施しております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) 塗装のほうは、なるべく早くやれば、それだけ長もちするとは思います。もう20年としたらかなり長いと思います。上富3区の集会所は、1区の集会所の1年前ぐらいに建ったか知りませんけれども、もうとっくに塗装もしてきれいになっています。そんなわけでちょっとはきれいにしたほうが使いやすいかと思いますので、よろしくお願いいたします。  5番目に入ります。三芳スマートICの工事につきまして、対象地の農家とかいろいろなところとうまく進捗進んでおりますか。どのぐらい進んでおりますか。 ○議長(井田和宏君) 総合調整幹。 ◎総合調整幹(太田秀平君) お答えいたします。  令和元年11月末現在の事業進捗につきましてですが、上り線側は事業用地の取得が完了いたしまして、埋蔵文化財の試掘調査も完了いたしております。下り線側につきましては、用地買収が完了した箇所から埋蔵文化財の試掘調査に取りかかっているところでございます。残る事業用地の地権者につきましては、早期に契約いただけるよう鋭意交渉中でございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) これもちょっとうわさに聞くと、お寺様の土地でもあるし、なかなか用地買収も難しくなったり、いろいろあるかと思いますけれども、なるべく早くICができるように努力していただきたいと思います。  6番目に入ります。多福寺の所有地を広くありますが、町で公園などに借り受けているものがありますか。 ○議長(井田和宏君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。  現在、公園用地として借り受けている土地はございません。ただし、上富第3区集会所用地は借り受けている状況でございます。また、平成13年に作成いたしました都市計画マスタープランの中で、(仮称)多福寺の森公園という計画がございました。実現に向けた検討を行ってまいりましたが、実現には至っていない状況でございます。新たな都市計画マスタープランの公園緑地整備の方針の中でも、自然環境保全ゾーンでは、森林を活用した公園整備を行いますという、そういう形で示してございます。現在は借り受けていませんけれども、今後、検討し必要が生じた場合は借り受けをお願いすることになろうかと思います。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) お寺様にはいっぱい土地があるので、本当に有効にもし借りて何かできるのならよいと思いますけれども、私、厚生文教委員会にはちょっとしたチラシを新聞を印刷して渡してあると思いますけれども、お寺の竹やぶをどうにか町のほうでも幾らか気を使って、どうにかしたらいいかなということで考えて、ちょっとこういう新聞、もう10年も前の新聞ですけれども、取り上げましたけれども、そういう町のほうでも幾らかお寺様の土地を竹林にきれいに直してやるとか、そういうことができないのかと思っておりますけれども、どの課がお答えするのだかわかりませんけれども、よろしくお願いいたします。 ○議長(井田和宏君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(近藤康浩君) お答えいたします。  先ほどお話申し上げたとおり、多福寺がある周辺につきましては、多福寺県自然環境保全地域という指定がされているところでございます。平地林、また今ご提案のあった竹やぶ、そういうものも含めて公園という部分、それ以外の部分でも、今後検討はしていきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○議長(井田和宏君) 落合信夫君。 ◆11番(落合信夫君) ぜひそういうことはしていただきたいと思います。この新聞にも書いてありますけれども、都幾川村の慈光寺というお寺ですか、そこでNPO法人ときがわ山里文化研究所というNPOが立ち上げてありまして、柴崎という理事長さんから、こちらからちょっと電話したらちょうどいなくて、向こうから電話を私受けました。やっぱり竹山の管理は、本当に追いつかないほど竹を成長率がよくて、本当に大変だと思います。それで、いろいろ聞きました。NPO法人をつくってやっているそうですが、大体何人ぐらいで竹を伐採したりしているのですかと言ったら、20人程度ですって。それ以上多いとけがしたりいろいろあって、大体20人でやっているそうです。20人もいれば希望者を募って、保険でもちょっとかけたりしてやれば、1メートル82に切るのですって、それで全部枝を払ってしまうのだって、それで1メートル82に切ったやつを乾かしておいて、今度その半分91センチに切って、今度割るのですって、割って竹炭をつくるために、割ればいっぱい窯つくったところへ入るから、それで竹炭をとったり、木酢酸というのをとったり、いろいろやっているそうでございます。参加費用は1,300円なんて書いてあります。作業日が10時開始とか、大体1カ月に1遍とか、2日なら2日やっておると思います。本当にそのぐらいでは、竹山はきれいにするのは追いつきませんと思いますけれども、ぜひやり始めぐらいは一生懸命誰かが先頭になってやっていかないと、お寺様のほうでも全然処理をするにも本当に困っていると思います、いっぱいありますので。ただ、さっき言ったように、その枝はどこかへ積んでおくらしいけれども、もしあれだったら火力発電ではないけれども、環境衛生センターのほうで燃やせば電気になると、そうでないとその枝もかなり出ると思います。まず最初にでもやるのは、上富3区の集会所のそばなので、集会所にみんなかかってしまっていますよ、モウソウダケが。本当はそういうところからでもやって、本当に参加してくれた人にはタケノコくれるとか、いろいろあると思います。これは本当にもう10年も前から私とってありまして、やっとこういう機会がありましたから、皆様にお伝えしたわけでございます。ぜひこういうこともやっていただきたいと思います。  これにて、このことは終わりましたけれども、ちょっと時間になりますので、あと1問ちょっとよろしくお願いいたします。 ○議長(井田和宏君) 落合議員に申し上げます。  質問は、通告事項を中心にすべきでありますので、通告に従って質問をしてください。 ◆11番(落合信夫君) それでは、これで終わります。皆さん本当にありがとうございました。ご苦労さまでした。 ○議長(井田和宏君) 以上で11番議員、落合信夫君の一般質問を終了いたします。  一般質問の途中ですが、休憩いたします。                                      (午後 2時04分) ○議長(井田和宏君) 再開いたします。                                      (午後 2時25分)                                                       ◇ 菊 地 浩 二 君 ○議長(井田和宏君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。  続いて、10番議員、菊地浩二君の一般質問を許可いたします。  菊地浩二君。          〔10番 菊地浩二君登壇〕 ◆10番(菊地浩二君) 10番、菊地です。会派は輝です。議長の許可をいただきましたので、通告書に沿って一般質問を行います。ご答弁よろしくお願いします。  まず、小一の壁について伺います。小一の壁、大変大きな問題かと思っています。今、現政権安倍内閣の最重要課題の一つとしています、女性が輝く社会を実現するための取り組みの一環として、全ての女性が輝く社会づくり本部が設置をされております。本年6月には女性活躍加速のための重点方針2019が取りまとめられました。この6年間で、女性活躍の場の拡大のために女性活躍推進法の制定、保育の受け皿整備の加速化、そして企業への働きかけなど、取り組みが進められてきました。その結果、女性の就業が促進され、この6年間で増加した就業者数384万人のうち、288万人を女性が占めているということです。そして、子育て世代の女性の就業率が76.5%まで上昇しました。子育てをしている女性の就業率が上がったことは、結果としていいことなのかもしれませんけれども、小学校に入る前の保育の整備は進められてきましたけれども、小一の壁と言われるように、小学校に入ってからの保育の整備にはまだまだ改善の余地があるのではないかと考えております。  そこで町長に伺います。小学校に入学してからの子育て支援、特に学童保育の需要や必要性をどのように認識されていますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 町長。 ◎町長(林伊佐雄君) まず、この小一の壁対策についてご質問いただきましてありがとうございます。今の日本は少子高齢化人口減少社会を迎えておりまして、生産年齢人口が非常に減ってきています。そういった中で、女性あるいは高齢者への期待が高まっているわけですけれども、それとは別に女性一人一人が自分らしく社会や地域や家庭で生き生きと輝く社会、自己実現できる社会をつくるのは非常に大事だというふうに思っております。今の安倍政権での方針についてはご説明がありましたので、そのとおりだと思っておりますし、そのように認識をしているところでもございます。町でもご案内のように、子育て支援策につきましては、平成29年10月から子育て世代包括支援センターを設置をいたしまして、妊娠期から子育て期にわたるまでの総合的な総合支援を行っているところでございます。そして、学童保育室、今ご指摘をいただきましたが、放課後の児童の健全な育成を図るため、放課後留守家庭の児童を対象として、保育を実施をしています。そして、児童の保育のほかに、保護者の就労支援という役割を担っておりまして、この需用は非常に高いというふうに認識をしています。実はここでこうしてご質問いただきましたので、改めてこの3月に発行されました三芳町子育て支援に関するアンケート調査結果報告書を読ませていただきました。小学生児童を持っている保護者に自由記述で教育、保育環境の充実など、子育ての環境や支援に関する意見や行政の要望ということでお聞きをしました。208人の方がお答えをしておりまして、20のカテゴリーに分けて分類をしました。どんなカテゴリーがあるかといいますと、学童保育であるとか、一時保育であるとか、子育て支援、相談などあるのですが、実は一番多かったのは学童保育でした。上から挙げますと、終わる時間が早過ぎるとか、開始時間を早めてほしいとか、保育時間を長くしてほしい、こんな要望が上がっていまして、いかにこの問題が大きなニーズがある課題なのかということを実施をさせていただきました。そういった意味で、こうした報告書をもとにしっかりとした子育て支援策を進めていきたいと思っています。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) ありがとうございます。そのアンケートについては、ちょっと承知していなかったので、後で拝見をさせていただきたいと思います。  では、小一の壁、今申し上げましたけれども、一言で言うと保育園時代よりも仕事と子育ての両立がしづらくなることと言われています。今、話にもありましたが、学童保育は保育園よりも運営時間が短いこと、あと小学校では長い夏休みがあるということも小一の壁というふうに言われています。民間の昨年の調査結果では、4人に1人が小一の壁が原因で退職や転職を選んだとしています。またその調査の中で、これも自由記述の中なのですけれども、仕事人間になってしまっている男性に夏休みや小一の壁の実用をもっとリアルに知ってもらいたい、仕事を続ける上で手厚いフォローが受けられる保育園時期よりも、小学校時期が大きな壁になっているということを世の中に知ってもらいたい、仕事も子育ても妥協したり諦めたりしたくないという意見もありました。今のアンケートにもありましたが、子供が小学校に入学することで仕事との両立に困っていたり、不安を持つ母親はとても多いと感じています。町長は、この小一の壁と言われる社会問題をどのように認識されていますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 町長。 ◎町長(林伊佐雄君) 女性が働くという意味で、やはり今まで小学校入る前に保育に預けていた方々が、時間が変わるわけですから、非常に混乱を来しているというふうに思っています。安倍政権下でもさまざまな努力をしているわけでありますけれども、そういったことに関しましても、各自治体でできることをしっかりと対応していきたいと考えています。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) それでは、細かい話に入っていきたいと思いますので、学童保育についてまず伺いたいと思います。町内にある保育所、保育園では、お迎えの時間が19時だったり20時だったりすると思います。三芳町の学童保育は公立しかありませんので、一律18時30分ということになっていると思います。お迎えの時間が早いという意見が確かにあると思います。これを保護者の希望によって、同等とすることは可能なのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。  先ほど議員さんから指摘がありました終了時間については、18時30分までとなっております。現状としましては、学童保育室のお迎えの時間に間に合わない保護者の方は、ファミリーサポートセンターの利用を案内し、対応させていただいております。  また、保育終了時間の変更については、職員体制の確保等の課題もありますが、町全体として検討する必要があると考えています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 町全体の課題、もう当然町だけではなく、日本全国的にそういった課題があろうかというふうに思っています。だからこそ小一の壁が問題になっているという認識で、三芳町でもトップリーダーとして、こういった問題の解決に取り組んでいただきたいと思います。  そして、2番目の質問です。3番の2番目です。急な残業、仕事を持っていれば当然あろうかと思います。急な残業ですとか交通機関の遅延、特にこの沿線では多いかというように思いますが、お迎えの時間におくれる場合は、今どのように対応しているのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。  あらかじめ保護者の方には、複数のお迎えの手段について検討いただき、それを学童保育室に提出していただいておりますが、閉室時間に間に合わない場合には、学童保育室へ連絡をいただくこととしています。突発的な列車遅滞等によりお迎えが遅くなる場合には、お迎えが来るまで複数名の職員が学童に残り、保護者と連絡をとり合いながら対応し、保育を行っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) わかりました。では、とりあえずは来ていただくまでは待つというのが、原則的な対応だということで理解したいと思います。  では、先ほどファミサポ等を利用という話がありましたけれども、ファミサポは事前に提供会員との話が済んでいないと、また提供会員がいないと、ファミサポって利用できないと思います。きょうのあしたではすぐに利用はできないということで、使い勝手によっては非常に使いにくいのがファミサポであろうかと思います。利用している人にとってはいい面もありますけれども、ある面においては、非常に使いにくい部分が多いというのがファミサポではないかと思います。事前に登録や申請というのが必要だということですけれども、これはどの範囲まで認めているのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) 主に原則としては、保護者の方、また祖父母の方等になっております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 保護者というのは、その子の保護者ということですか。 ○議長(井田和宏君) こども支援課長。
    ◎こども支援課長(郡司道行君) 基本的にはその子の保護者となっております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 2020年度版、2020年度発行版の三芳町の学童保育室という冊子ですけれども、こちらでは、保育時間内に保護者がお迎えできない場合にファミリーサポートをご利用いただくか、保護者同士が協力し合うなどして18時半までにお迎えに来てほしいと書いてあります。保護者同士の協力というのは可能なのですか。 ○議長(井田和宏君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) 基本的には保護者同士の協力も、急なときには可能であると認識しております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 先ほど質問したときには、その子の保護者という話だったのですけれども、今はそこに通う子供の保護者であれば、ほかの保護者であってもお迎えは可能だというのが三芳町のやり方ですか。 ○議長(井田和宏君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) 基本的には保護者の迎えが基本となっております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) うまくかみ合っていないのですけれども、ほかの保護者でも大丈夫なのかどうかというのを聞きたかったのです。ある中で、例えばその家庭でたまたまお兄さんが中学生でいたと、お姉さんでもいいのですけれども、その中学生のお兄さん、お姉さんがお迎えに行きたいといった場合に、断られたケースと、それが認められたケースというのがあります。同じ三芳町の学童保育室の中で、こういった対応というのはいかがなものかと思います。なので、子供の安全というのをしっかり考えた上でどこまでその範囲を広げられるのかというのを明確にルール化すべきではないかと思うのですが、課長いかがですか。 ○議長(井田和宏君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) 児童の安全上、保護者または保護者が事前に届け出た代理となる方以外は引き渡しは行っておりませんが、やはりどうしても急な予定とかがございます。そのときには、帰宅方法として兄もしくは姉ということも急なときには対応することになると思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 課長、ですから、急なときのために事前に登録申請をしておいて、兄、姉というのがどこまで、例えば小学校の高学年に行っていない子がいれば、小学校の児童でもいいのか、中学生ならいいのかということを明確にルール化すべきではないかと申し上げているのですが。 ○議長(井田和宏君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) 安全上のことを考慮してもありますが、やはりその家庭の事情等もございます。ですので、基本的には帰宅方法を書いていただいた方ということになりますが、姉または兄、今中学生以上なのかということもございました。その辺の細かいところについては、また改めて検討したいと思っています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) ぜひ検討していただいて、こっちはいいけれども、こっちはだめ、同じ条件ですよ。ということのないようにしていただきたいというふうに思います。中では、中学生のお兄さん、お姉さんが迎えに行くといったら、だめと断られたケースがありますので、こういったことのないようにしていただきたいと思います。あくまでも三芳町のルールとして、そして安全というのを配慮した中で検討していただきたい。そして、それもルール化したものをしっかりと保護者の方にもお伝えしていただきたいというふうに思います。  そもそもは、やはり突発的なことがあろうかと思うのですけれども、三芳町、今小学校に上がった児童、特に低学年の子なのですけれども、こういった預かり制度というのはないと思うのですよ。そういった制度の創設というのはどうなのでしょう。 ○議長(井田和宏君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) 議員がおっしゃられた、やはり小学生以上を対象した一時預かりという事業は行っておりません。現段階では、ファミリーサポートセンターをご利用いただくか、緊急の場合においては緊急サポートセンターを利用していただくことになっております。創設については、後につながる公のということになると思うのですが、支援策の拡充については、さきに実施した第2期子ども・子育て支援事業計画策定のためのアンケート調査結果等を踏まえて検討していきたいと思っております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 今、子育てをしながら働く女性は非常に多くなっている、早急に検討していただきたいというふうに思います。これは、後でもうちょっとやりますけれども。子育てをしながら働く場合には、どうしてもやはり自分だけではなくて子供を預けなければならない、そういうときが来ると思います。いざというときに頼れる場所がないと、安心して働くことはできないと思います。子育てと仕事の両立のために、さらなる公の支援というのが必要と考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。  やはり核家族の進展などの社会情勢の変化、また就労形態の多様化等の理由から、これまで行われてきた自助、共助、公助による子育て支援だけでは、対応が困難になっているケースがあるとは認識をしております。先ほども答えたような公による支援策の拡充については、さきに実施した第2期子ども・子育て支援事業計画策定のためのアンケート調査結果を踏まえ、検討していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 今現状で例えば今暗くなるのが早いのですけれども、暗くなってから、例えば子供だけで公民館のロビーとか、そこでずっといるお子さんもいたりとか、行き場、帰る場所がないお子さんとかいると思います。そういった子供たちの健全な育成のためにもやはり町がやるべきことというのはあると思っていますので、そういった子供たちのためにも、そして働く保護者のためにも、こういった場をつくるべきだというふうに思っていますので、早急に全庁的にご検討いただきたいというふうに思います。  では、続いて2番目の交通安全対策について伺います。信号機のない交差点の安全対策について伺います。まず、今最優先で信号機の設置を要望している交差点はどこになりますでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  現在、警察署に対して信号機の設置を要望している中で、最優先的に信号機を設置したほうがよいと考えている場所につきましては、一つ目が国道254と幹線16号線の交差点、2つ目が幹線19号線と町道藤久保54号線の交差点、3つ目が幹線7号線と、県道三芳富士見線の交差点から南へ、120メーターほど行ったところの信号機と考えております。今後も粘り強く要望して、少しでも早く設置できるように努力していきたいということでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 要するに前から全然変わっていないというのは、要するに三芳町で信号設置がなかなか進まない状況を反映しているのかなというふうに思います。なかなか埼玉県のルールの中で、設置ができないとか、あと県全体で予算が決められているので、三芳町までなかなか回ってこないという予算的なものもあろうかと思いますけれども、やはり交通安全にとって必要な規制というか、対策の一つだと思いますので、こちらもまた粘り強く県のほうに申請をして、要望していただきたいと思います。  そして、今三芳町の中でも区画整理が行われていたり、拡幅で道路が広がって便利になりました。ただ、その反面、車両がふえ、車の交通量がふえて、しかもスピードが上がりました。通過するスピードがかなり上がったと感じています。そういったことで近隣の住民も交通事故に対する不安というのが非常に高まっていると感じています。例えば私の住んでいるすぐ近くなのですけれども、国道254号線から、今一番最初に信号設置の要望をしているところです。あそこから藤久保6区の集会所の前を通って藤久保3区を抜けて富士見市に抜けるところ、富士見市の道路が非常に通りやすくなりましたので、通り抜けする車が非常に多くなりました。この道路幹線16号線というのですけれども、この幹線16号線で、もともとあった道路ではなくて、区画整理でできた道路との交差点、実は幹線16号線と区画整理でできた交差点では、優先道路というのが決められていない、どちらが優先ということはないそうです。例えば川越街道のほうから富士見市のほうに抜けるときに、区画整理でできた道路のほうから左のほうから来た場合には、幹線16号線通っているほうがとまらなければいけないとなると、左側から来る車もなかなかとまらないのです。そういったことで、出会い頭の事故というのが非常にふえています。警察が言うには、優先道路というのはないという認識なのですけれども、まずこれが正しいのかどうか伺いたいと思うのですが。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  今年度、町道幹線16号線については、国道254号交差点から町道幹線7号線交差点間において、道路拡幅に伴う改良工事並びに道路修繕工事を施工したところでございます。その施工に先立ち設計段階で、交通管理者である東入間警察署と主に区画線表示において、交通安全対策の協議を行い、その結果をもとに今の現状の状態になっているところでございます。その協議の際に町道幹線16号線にセンターラインを引くことによる優先道路としての取り扱いが可能かの協議をしましたが、センターラインを引いた場合に、速度超過する車両がふえる懸念があるため、交通管理者としては望ましくないという意見を警察より聞いたため、現在の車両両端に外側線を引く形を採用いたしたところでございます。しかしながら、交通事故に対する不安が高まっているということですので、改めて交通管理者である東入間警察署と幹線16号線の優先道路化も含む交通事故抑止につながる対策ができるかどうか協議をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) ぜひお願いしたいと思います。ちなみに、区画整理ができる前の道路は、もともとある道路のほうには道路表示でとまれと停止線があって、とまれの標識があります。なので、もともと住んでいる人は、こちらの幹線16号線のほうが優先だというふうに認識していたと思います。ただ、新しい道路ができたことによって通行の形態というか、ルールが変わったというのであって、本当に非常に小さいものから含めると、かなり事故というのは多くなったなというふうに思っていますので、新しくできた道路ということも含めて、交通安全対策というのをぜひ進めていただきたいと思います。  今言った中で、それは警察のほうと協議ということなのですが、三芳町でできることというのもあろうかと思っています。ハード面は、今言ったとおりなのでしょうけれども、交差点の中で幹線16号線ではないほうの道路には、一方には道路とまれの標識があったり、反対のほう、区画整理でできたところでは、そういったとまれ標識がなかったりということで、ごちゃごちゃしているというのもあるので、そういったことも整理も含め、三芳町でハード面でできることというのはあるのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 道路交通課長。 ◎道路交通課長(田中美徳君) お答えいたします。  道路管理者である三芳町において、信号機のない交差点への安全対策としましては、交差点としての認識を明確にする区画線の表示や交差点手前において注意喚起をするための警戒標識や立て看板設置などが対策として講じられるものと考えているところでございます。これまでと同様に交通管理者である警察と計画当初から協議調整を行うことにより、利用者が安心安全に利用することが可能となるハード面の整備を行ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 交差点の中には四角い線で囲ったりというのを2カ所ですか、あったり、あと都市計画道路のところにぶつかる手前のところに大きく赤い表示というか、していただいて、注意喚起はしていただいているのは理解をしておりますので、こういったハード面というのをもっと進めていただき、ただそれがいっぱいになってくると、かえって目立たなくなってしまうということもあるので、バランスというのも必要かと思っています。そして、ハード面だけではなくて、ソフト面からも交通安全というのは進められるかと思っていますので、このソフト面について伺いたいと思うのですが。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) ソフト面での安全対策でございますが、自治安心課では主に交通ルールや危険箇所の注意喚起などの周知活動になると思います。ここ数年の交通安全啓発活動では、年齢や地域を限定するなど、対象を絞った交通安全啓発活動が活発に行われておりますので、この啓発活動、こちらでは警察との連携も必ず図っております。代表的なものでは、町内の保育園、保育所、地区社協、唐沢小学校の学校応援団による交通安全教室、自転車安全運転講習会などが挙げられます。本年度初めての取り組みとしまして、藤久保3区のスポーツ交流会、全く交通安全とは違う内容でございますけれども、そこで交通安全母の会による自転車の教室をゲーム的にやらせていただきました。それぞれ小さな取り組みにはなりますが、啓発する相手と直接お話をすることができて、交通安全を訴えることができますので、有効な啓発活動になっていると思っております。また、協働のまちづくりが作成しております安全安心マップが更新時期を迎えておりますので、危険箇所をマップへ反映させたり、あと駅商業施設等で啓発品とともにチラシを配っています交通安全運動についても、町内の交通事故の発生箇所等の印刷物を入れて、危険箇所の周知が可能だと思いますので、さらに警察と連携を図りながら実施をしていきたいと思っております。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 今お話があったとおり、藤久保3区では初めてそういった全然関係ないというか、違うものでもゲーム感覚で取り入れた安全、自転車に対する安全というのもやりました。こういったことを各地で行っていくことによって、安全に対する啓蒙というか、意識の高まりというのもあろうかと思いますので、どんどん進めていただきたいと思っております。  そして、今話がありましたけれども、自転車のヘルメットの購入ということで伺っていきたいと思います。各地で母の会主催で乗り方安全教室とかも行われています。そして、三芳町では自転車の安全な利用の促進に関する条例というのを平成28年10月に三芳町、富士見市、ふじみ野市で同時施行しました。この地域で取り組むということも含めて同時施行となったわけです。その中で、行政の責務が定められております。行政は、住民、関係機関、事業者、関係団体と連携協力しながら、計画的かつ効果的に自転車の安全利用に関する施策、事業を実施することと、そして啓発、広報活動におきましては、2番目に自転車用のヘルメットの着用促進ということをうたわれているかと思います。そして、三芳町のホームページを見ると、自転車安全利用5則というのも載っています。子供はヘルメットを着用すること、児童、幼児の保護者の方は、児童、幼児に乗車用ヘルメットをかぶせましょう。そして、児童、幼児以外の方も乗車用ヘルメットをかぶるようにしましょうというふうに進めています。今、三芳町では、ことしは中学1年生に自転車のヘルメットの補助をしています。2年目になって多少拡大がしたと思いますけれども、中学1年生に限らず、中学生、小学生全体にこの補助というのを広げることはいかがなのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(宇佐見宏一君) お答えいたします。  学校教育課において、今年度から中学校全1年生を対象にヘルメット購入に対し補助を行い、交通安全に努めております。これからさらに中学2年生、3年生とヘルメット購入補助が拡大できるか、研究してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 小学生向けのヘルメットの助成につきましては、自治安心課のほうで来年度の実施に向けて今準備を行っているところでございます。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) わかりました。では、小学生に関しては自治安心課が所管する。中学生に関しては学校教育課ということになるのですか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) 基本的にはそういうふうに考えておりますが、ちょっとそこの部分はこれから調整しなければいけない部分もあるかなと思っております。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 所管の調整はしていただいて、なるべく来年度から、条例にもありますように着用というのを進める、そして子供のころからそういうことをやっているというのは非常に大事かなと思っておりますので、子供への補助をしていただきたいと思っています。そして、子供だけではなくて、今やはり自転車の事故というのが大きな課題というか、なっているかと思います。特に三芳町では、自転車の通るところが決まっているわけではないので、非常に危ないというところを目にすることも多いと思います。町長もふだん乗っているときはヘルメットをされていますので、こういったことも含めて町全体で自転車に乗るとき、ヘルメット等をするというものを進めていただきたい、そのために特別にやっぱり配慮が必要な幼児ですとか、あと高齢者の方への補助というのを進めていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  先ほども触れました各地域での自転車安全運転講習会、自分の自転車を使用して行っております。ヘルメットを持ってきて乗っている子供たちも何人かは見受けられるものの、高齢者に至りましてはほとんど皆さんヘルメットはかぶっていないというようなこともあります。最近では、女性用のおしゃれなヘルメット等も販売されており、ご紹介すると大変好評なのですけれども、なかなか購入には至っていないというところでございます。転倒した場合に、頭部を守って命を守るものとヘルメットは思っておりますので、幼児及び高齢者への補助の拡大も進めていきたいと思っております。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 本当にヘルメットって昔のイメージの工場用ヘルメットとか、そういうのではなくてファッショナブルでスポーティーなものもありますので、ぜひそういった購入意欲を後押しするような補助というの町として進めていただきたいというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いします。  では、3番目、住民の移動手段の確保について伺いたいと思います。直近の住民意識調査でも、三芳町は公共交通が不便であり、バスなど公共交通網の整備を求める声が多いとなっています。住民意識調査では、三芳町に住みやすいと感じる理由の中に生活が便利、交通立地条件や買い物、医療、交通機関など、公共施設など、55%で最も多いと言われている一方で、住みにくい理由と感じる理由が生活が不便、住みやすいのが生活が便利なのですけれども、住みにくいのが生活が不便ということで、交通立地条件、買い物、医療、交通施設など、同じ理由なのですけれども、こちらは74.7%で最も多いと言われています。住み続けたくない理由に至っては、交通が不便、こちらが52.7%で最も多い、これは断トツで多いわけです、住みにくい理由の中で。そして、今後力を入れるべき施策としては、バスなど公共交通網の整備を求めるというのが53.6%あります。町の喫緊の課題としつつも、公共交通の整備が全く進んでいない、この状況を町長、どのように考えていらっしゃるでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 町長。 ◎町長(林伊佐雄君) 今議員さんがご指摘のように、住民意識調査によるとやはり交通が不便であるという、その答えが多く出ています。これまで多くの住民の皆さんとお話をしてきましたが、一方で駅がないという潜在的な交通が不便であるというのはあるのかなと、駅があったらまた違うのかなという認識はあります。そういった意味では、ただ駅までのアクセス道が整備されていないということがあるのではないかなというふうに思っていますので、これは就任以来大きな課題だと思っていまして、ご案内のように政策研究所をつくって政策研究をしてまいりました。この政策研究所も、職員だけではなくて公共交通の専門家、教授の方にも入っていただき、そうした知見をいただきながら検討した結果、デマンドタクシーを導入しましたが、ご案内のように利用者であるとか、エリアが限られているということで、これを廃止をさせていただき、公共補助事業ということで補助事業、それから一方で路線バスの再編ということで今進めているところでございます。ただ、公共の補助事業に関しましては、アンケートをとりましたら77%の方が便利だと、満足しているという結果が出ておりますので、この補助事業というのはよかったのかと思うのですが、ただ使い勝手が悪いと、手続が面倒だということがありますので、これはしっかりと改善をしていきたいと思っています。まだ路線バスの再編は来年になってしまうのですが、新しく路線を再編することによって、10の停留所が確保できます。藤久保2区、3区、4区と、人口が多いエリアを走ることになりますので、大幅に改善することができるのかなというふうに思っています。そういった意味で、少し時間がかかっているのですが、一歩ずつ公共交通施策というのは進んでいるというふうに認識をしています。ただ、公共交通施策を考える上で、3点重要ではないのかなって今思っています。一つは、先進地の事例等を研究をしてきて、それは導入をしようと思っても、なかなか町の実態であるとか立地条件に合わないということなので、これは慎重に判断をしなくてはいけないということがあります。それから、既存公共交通機関、バスであるとか、タクシーであるとか、その民業の圧迫になってはいけないと、そういった意味ではお互いにウイン・ウインの形をつくっていかなくてはいけないというのが2点目にあって、3点目はやはり持続可能な公共交通政策を実施していくことは大事だと思っています。補助事業に関しましても拡大することは可能なのですけれども、やはりこれはずっと持続をしていくということが大前提になってきますので、そういったことも含めながら、議員の皆様方のご意見を聞きながら、一歩一歩着実に前進した施策を打ち出していき、10月には満足度を上げていただくというふうに考えているところでございます。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) やはり持続可能というのは非常に重要かなと思っています。こういうことをやりました。ただ、数年でやめてしまうとなるとかえって使っていた人にも不便を感じさせてしまうということもあると思っています。そして、特に今バスが走っていない地域が幾つか町内にもあります。そういった中では、免許を本当は返納したくても、それができないとか、自転車にも乗れないし、歩いていくにはなかなか足が悪くて頻繁には行きたいときに行けないといった、非常に困っているお年寄りの方も大勢いらっしゃいます。確かにいろいろ町の事情、ほかの先進地を見たりとかしているのはわかるのですけれども、やはり住民としてはもう待ったなしのところまで来ているというのをぜひご理解いただいて、使いやすい、そして補助事業にしても今使い勝手が悪いというのがありました。それを改善できるところは改善していただいて、そもそも申請に来るまでの足がないとかいろいろあるかと思っています。こういったことも改善できるはずですので、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思っています。  今、バス路線の再編ということでありましたので、こちらについて伺いたいと思います。7番線の廃線、廃線なのか休止というのか、どちらが正しいのかちょっとわかりませんけれども、この届け出の時期というのはいつぐらいになるのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  7番線の路線廃止につきましては、新路線、8番線の運行予定の、今現在5月をめどにして準備を進めております。休止の届けにつきましては、一応10月の中旬ごろにバス事業者のほうから運輸局へ提出されたところです。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) ということは、7番線は11月の下旬にもう廃線ですか、廃線の届け出をしたということでよろしいですか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) 10月の中旬に廃止の届け出はしました。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) わかりました。あと、ちょっと今気になるところが、新しい路線が5月ということをさらっと言っていただきましたけれども、ではこのバス路線のもともとは11月ぐらい、できなければ雪の時期を避けて3月ぐらいという話があったかと思います。今は5月ということですか。まず、5月になる理由を伺いたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  次の質問にも少し絡むのですが、スクールゾーンの見直しというのを現在行われているところです。スクールゾーンが5番線と17番線を見直すという計画出ているものですから、8番線に関しまして、そこを通るということがありまして、なるべくバス路線のほうは、同じ一本化のルートで走ったほうがいいというような専門家のご指摘も受けていますので、そこで今見直して、5月をめどに進めている最中です。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) やはり次のスクールゾーンの見直し計画がどういうふうに影響するかというところでずれたのかなと思いますが、きのう、北永井2区のほうで、このスクールゾーン見直しについて説明会がありました。こちらのほうに出席というか、参加をさせていただきました。その中では、スクールゾーンの規制の解除は確定ではないというお話があったと思うのですが、確定ではないのですが、これが理由でずれるというのはおかしくないですか、どうですか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  確かに説明会で申し上げましたとおり確定ではございません。ただ、例えば3月の終わりに新路線をやって、5月にまた新路線を新たにルートを変更するというのでは、利用者に対して大変な迷惑もかけると、あと費用的にもお金がかかるというところでございまして、一応これを見直し計画を待って、バス路線のほうをつくっていきたいというふうに考えています。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) きのうの説明会を拝見した中では、すぐに解除というのは難しいのではないかなと、住民の理解を得ることは難しいのではないかなというのが私の率直的な感想です。これはあくまで感想です。こちらが結論が出ないのであれば、バス路線の再編、それもずるずるまたずれていくということになるのですか、それともある時期を区切って、これ以上進まないのであれば、当初の予定どおり進めるという考えもあるのかどうか伺いたいと思います。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  現在の中では、スクールゾーンの見直しを見て行うというのが地域公共交通会議とかの結論でございまして、もしそれが余りにも長期にわたるようでしたら、もう一度交通審議会や公共交通会議にかけて、図っていきたいというふうに思っています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) ちなみに、その判断はいつをめどにしますか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) 再度スクールゾーンの説明会等が行われるというふうな話がありますので、そこで住民の反応を見てからという形になります。少なくてもその時期は2月というふうなお話は伺ったのですけれども、その時期になるかなというふうに考えています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) きのうの意見の中では、車の流れが変わるのであれば、スマートインターのフル化を見てから考えるべきではないかという意見もあったかと思います。住民の中にはいろんな意見があって、そのあと数カ月でどうこうまとまるような状況ではないと思うのですが、今までずっとやってきた計画がありますよね。それがこのスクールゾーンの見直しが入ったから、こっちの本体のほう、それを結論が出るまでおくらせますってなると、住民との約束ってどうなるのかというところなのですよ。11月もしくは3月ぐらいと言っていたと思うのです。それを期待して待っている住民に、そのまま伝えられますか。待っている住民は、また落胆するわけですよ。結局行政の信頼ってどんどん落ちると思います。そういうことをやるのではなくて、喫緊の課題としてずっと待っている、であればやることを先にやって、あとこのスクールゾーンについてはまた改めて一般質問もあろうかと思いますけれども、きのうの状況ではすぐに2月、3月で状況が変わろうとは思えないのです。しかも、スクールゾーンの説明会も本来全協で説明していただいたときには、9月にはやるという話でした。それが11月末だったり12月に入ってからになっています。こちらの計画もおくれているわけです。このままではまたおくれますよ。しっかりとやるいうことを行政執行部のほうで示していただかないと、住民はまた延びました、また延びましたというだけで、町に対する信頼もどんどん落ちて住みにくくなるところではなくて、住みたくないという意見までもっとふえてしまうと思います。三芳町が本当に住民が望んでいることをしっかりすべきだと思います。今5月、いきなり5月という話が出て、バス路線の再編です。初めて聞いたわけなのですけれども、そういったことをもし変更するのであれば変更するなりの手続とか説明とかすべきだと思うのですよ。そういったことを全然せずに、こういう計画が出ましたから変えますというのはいかがなものかと思います。5月では絶対にできると考えていいのですか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  現在の内容ですと、スクールゾーンを考える、考慮して行う予定です。次の質問にもつながるのですが、スクールゾーンが見直しができないと遅滞するという可能性も出てくると思います。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) では、続いての質問になります。新路線で大型バスが通ることによって交通事故のリスクが高まることが懸念されます。先ほど言った幹線16号線もそうです。今でも交通事故のリスクが高まっています。そこに大型のバスが通ることは、さらに住民を不安にさせるかと思います。大きなバスではなくて、もう少し小さい小型のバス等で安全対策を行うべきと考えますけれども、これについてはどのように考えますか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  現在、バス事業者が使用しているバスというのは7メートルと9メートルございます。7メートルのバスにつきましては、今後の製造の予定がないということで、小型車の導入についてはかねてよりバス事業者と協議を重ねてまいりました。乗車定員の減、60人から30人に減ってしまうということになることから、乗車できない積み残しが発生するということを懸念しておりまして、導入には慎重にならざるを得ないということです。安全運行につきましては、町として運転士の教育など、バス事業者に重ねて要請をしてまいりたいというふうに考えています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) では、乗れない、乗ろうとしても乗れないということがあってはいけないということですけれども、では新路線開通によってバスの利用者はどれくらいふえると考えていますか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  新路線に当たっては、これまでバス路線のなかった地域にバス路線を通すことにより、6,000人から8,000人の利用が可能になると見込んでおります。新しく藤久保2区、3区、4区のエリアを通り、新しいバス停が10カ所ふえます。ニーズは高いというふうに考えております。目標等は特に設定はしておりませんけれども、現在の7番線の年間の利用者数は、約7万3,000人というそうです。同じ鶴瀬駅からみずほ台に行く5番線の乗車数を目指していければというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) では、その新路線の運行の申請の時期はいつぐらいになりますか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  現在のところ、新路線の運行開始を来年の5月に予定をしておりますので、申請は来年の2月から3月に行う予定です。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。
    ◆10番(菊地浩二君) ということは、先ほどもスクールゾーンの話が2月という数字が出たと思います。それに合わせて新しいほうの申請をするということになるのですか。申請をすれば必ず通るものなのですか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  地域公共交通会議で協議が調った事案については、1カ月前で短縮することができますので、地域公共交通会議でしっかり議論をしているところでございますので、それが意見が通れば、大丈夫だというふうに考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) それは、三芳町の事情だと思うのですけれども、運行許可者のほうでは、これは間違いなく通るのですか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  地域公共交通会議には運輸省のほうも入っておりますので、その辺は加味していただいているというふうに考えています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) それでは、次の(仮称)元気お出かけ応援事業(デマンド型のタクシー補助事業)について伺います。これは、町長のまちづくり懇話会のほうで話があって、総務常任委員会のほうでご説明いただいたのを傍聴させていただきました。そのときには、令和2年4月から4年間実施するという計画だったと思います。これに計画変更はないのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答え申し上げます。  (仮称)げんきお出かけ応援事業につきましては、来年度以降の公共交通補助事業の一環として、6月のまちづくり懇話会で提案し、政策立案過程の中で広く意見を聞いてまいりました。以降、制度設計や調査研究を重ねてまいりましたけれども、タクシー会社の予約センターの一元化により、参入の予定タクシー事業者が限られていること、事前の予約が必要なため、迎車料金が発生すること、町待機車両や通りすがりの車両に乗ることができないなどの使い勝手に制約が出ることなどから、利用者にとってデメリットが多くなることを鑑み、デマンド方式の補助事業は実施が難しいのではないかと考えております。代替策としましては、現行の公共交通補助事業を改正する形で考えております。補助対象者を70歳以上に引き下げ、かつ妊婦の方も対象に加えます。また、利用申請の方式を従来は窓口受付のみだった対応を後納の返信封筒による郵送での受付も可能とします。これにより申請時の役場来庁の手間を軽減することができ、かつ窓口対応の時間も軽減することができるものと考えます。現在の公共交通補助制度を2年間実施させていただき、利用者の方におおむねご満足いただいている制度として定着してきていることを鑑みますと、ここでデメリットの多いシステムに切りかえることよりも、現行制度をブラッシュアップして利用しやすいものへ変えていくことのほうが利用者にとってメリットが大きいのではないかと考えます。また、今後基本的には4年間実施させていただき、2年の中間地点で見直していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 今ご答弁いただいた多くの部分は、今の制度の見直しですよね。話があった元気お出かけ応援事業については、これはもう計画はなくなったということですか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) 制度をいろいろ検討した結果、今はこの方法では補助事業を行わないという形になっています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 総務常任委員会でご説明いただいたときには、この制度を固めて秋ぐらいに全協で報告できるのではないかという話があったと思います。もしというか、もうなくなったわけなのですけれども、なくなったと決定したのはいつですか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  この予算を検討しているところの時期です、この時期です。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) ですから、それはいつでしょう。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) 実際には検討中ですけれども、この11月のこの時期です。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 答弁がいまいちだと思うのですよ。なくなったわけですよね。検討してなくなったと、でも実際はまだ検討しているとか、もっとはっきりしていただきたい。それで、もしはっきり決まったのであれば、今まで住民にも説明してきましたし、議会にも委員会にも説明していますので、こうなったというのは言うべきだと思うのですよ。なので、そういうのがないから、今質問書いたの全部なしです。意味がなくなるわけです。もう時間ないので、どんどん進みましたけれども、質問しなくてよかったらもっと違うところで質問できたわけですよ。議会に対する対応とかももっと考えていただきたい。何よりも住民が懇話会でも、こういうのができるのだいうふうに思っているので、そういったことはしっかり説明すべきだと思うのですよ。こういうやり方は正しいとは思えないのですけれども、室長、どうですか、これでいいのですか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  ご迷惑かけたことは申しわけございませんが、元気お出かけ応援事業につきましては、あくまでも公共交通補助事業の一環でございまして、それの変更を考えていたということをお知らせしたということです。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) わかりました。では、3番については以上として、(4)に行きたいと思います。応援事業、先ほど町長からもお話がありました、応援事業の拡充というのありました。いろいろ案はあるのかもしれないのですけれども、深く考えたらちょっと難しいとか、そういうのがあるのでしょう。ただ、やはり住民はいろんな形で公共交通を早急に望んでいる、便利な公共交通を望んでいるということに変わりはないのです。それが代替で何かあるというと、今はない状況です。今、話が表に出ているもの以外で公共交通の政策というのはあるのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答え申し上げます。  現在、調査研究の進めていますのがコミュニティーバス、前橋で行われていますマイタクのシステム、あとマイナンバーカードを活用した公共交通補助事業の補助制度の構築、シェアライド、病院、企業バスを利用した事例、あと新型モビリティーの情報収集など、多岐にわたって今は調査研究をしているところです。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) では、今そういった話があるわけなのでしょうけれども、それが形になりそうなものというのはどれくらいあるのでしょうか。 ○議長(井田和宏君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(島田高志君) お答えいたします。  現在、検討中ですので、形になるかどうかというのは、これから検討していきたいと思います。財政面と、あとは三芳町の地域に合っている交通かどうかというのは、これから検討していきたいと考えています。  以上です。 ○議長(井田和宏君) 菊地浩二君。 ◆10番(菊地浩二君) 検討する上で、ぜひ絶対に考慮していただきたいのは、やはり交通安全というのを考えないといけない、そして便利な移動手段を望んでいるということ、この2つは絶対外せない課題だと思っています。住民の皆さんが安心してこの地域で住めるように、そして便利に移動手段を確保できるように、こういった公共交通非常に難しい、どの地域でも、どの自治体でもですか、大成功しているというのはないというか、余り見受けられない、何かしら課題があると思っています。大変難しい問題だと思いますが、ぜひこの三芳町でそれを実現していただいて、住民の皆さんが住みやすい三芳町をつくっていただきたいというふうに思います。そして、住民をぬか喜びさせることなく、実現をぜひしていただきたいと思います。  以上で10番、菊地の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。 ○議長(井田和宏君) 以上で10番議員、菊地浩二君の一般質問を終了いたします。 △散会の宣告 ○議長(井田和宏君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  お疲れさまでした。                                      (午後 3時24分)...